K-POP・シークレット K-POP・シークレット 1

著者名：ステファン・イ/久保陽子/kakimaku/古家正亨/あさか夜

学研（2025/07発売）

• ISBN：9784052060540

内容説明

“私は絶対、アイドルになる”
K-POPアイドル界の光と闇を描き、12ヵ国語に翻訳された話題作が、ついに日本デビュー！

～1巻あらすじ～
友だちの勧めでK-POPアイドル事務所のオーディションを受け、合格した高校生のキャンディス。韓国に渡り、デビューを目指してトレーニングに励むが、練習生生活は想像を絶することばかり。たとえば・・・・・・
・0時まで練習、4時に起床
・朝食はサツマイモとゆで卵だけ
・スマホは没収
・異性との接触禁止
・意地悪なオンニたち
・過酷なダイエット・・・・・・
それでも、K-POPアイドルになる夢は消えない！ 勇気をもらえる、秘密の青春ストーリー。

★古家正亨さんによる解説つき
★巻末には「K-POP用語集」も

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[りらこ]

K-popとタイトルにあるので、K-popに興味がないとなかなか手に取らないかもしれないけど、それは勿体ない！表紙にもひるまず（笑）手に取ってほしい。アメリカ育ちのキャンディスは歌が好き。実はかなり上手。でも冒険好きではなく、K-popも好きだけど近くて遠い存在。でもある日オーディションを受けたら・・・。想像を絶する練習所（合宿）の生活。ただ厳しいだけではなく、他のグループやメンバーとの闘い。過酷なダイエット。人権はないと感じるほどの作られた姿への誘導。キャンディスはどうなる！

2025/07/19

[ロクハナ]

面白かった。10代の子に厳しい体重制限を設けるのも、当然のように整形を勧めるのも、恋愛禁止にするのも私は反対だけど、「そういうので成り立ってる世界ではあるのよね」と一応理解はしていた(つもり)。でも、日本もそうだけど「美白信仰」だけはどうも理解の範疇を超える。マナー講師の先生が顔だけ白いのとか、アメリカ育ちの主人公じゃなくても「異様」に見えるの分かるわ…。主人公のアーティスト的才能を知ると、アイドルとしてデビューするのが最善なのかよく分からないけど、そういう子にアイドルになってほしい気持ちもある。

2025/11/19