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内容説明
心は読めるが空気が読めない妖怪サトリ!
主人公のサトリは、見た目は小学三年生、実は推定三百歳の妖怪。この妖怪サトリ、人の心は読めるが空気が読めないので、思ったことを正直に言って痛い目にあうこともしばしば。一方で、煩悩(苦しみを生む原因)をこじらせ妖怪になりかけている人間にも、サトリは正直な言葉を投げかける。するとその人の目からウロコがぽろり、人助けになることも。サトリは訳あってそのウロコを集めることにするのだが・・・・・・。
児童文学の賞を数々受賞している注目作家・長谷川まりる氏の、ちょっと怖いが心が晴れる短編連作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うとうと
12
人の心が読める妖怪"サトリ"は、煩悩をこじらせて妖怪になりかけた人間の心の声を聞きつけ、彼らを救う。 見た目は小3、推定300歳のサトリ。人間を救うのには別の目的もあるのだけれど、基本おせっかいで人間好き。空気が読めないゆえに放つ正直過ぎる言葉に、煩悩にとらわれ視野が狭くなっていた人間の目から、文字通り"ウロコ"がポトリと落ちる。ウロコは煩悩のかたまりで、妖怪の活力源なんだとか。うまい設定だなぁ。 なまけ神や面霊気など、周りの妖怪たちもチャーミングで面白い。続編ありそう?2026/06/19
芦屋和音
5
小3娘と読了。人の心が読める妖怪サトリの見た目が小3くらいで親近感が湧き、百々目鬼が衝撃的だった娘。母的には二章の「苦手なら、距離を置けばいい」の所がとても良かった。「えー、ウロコ集めもう終わり?!」と言って読了した娘は、他の子たちが主人公のお話も読んでみたいそうです。2025/11/06
鳩羽
4
人の心が読める妖怪のサトリ。けれど、時々ノイズがかかったように、心が読めない人間がいて、サトリに鳥肌を立たせる。そういう人間は実は妖怪になりかけていて…。サトリは妖怪になりかけている子供たちを、助けることにする。…心は読めるけれど空気は読めないという、たまに無神経なせいでやらかしちゃうこともあるけど、概ね素直で優しいサトリを嫌うことは難しい。主に自分の心の問題で、闇堕ちしてしまった子供たちを救っていくサトリだが、原因も解決も他者には求めないスタンス、話のネタを、どのくらい続けられるのかなという気もする。2025/08/14
えびー
2
中学年から。人の心が読める妖怪サトリが、悩める現代の子供達を助けるお話。内容と絵がとても合っていて楽しい。続いて欲しいな。買いたい。2025/08/31
のん@絵本童話から大人の教養本まで
1
小学生に人気が出そうな今時感もあり読み応えもある物語。人の心が読める妖怪サトリが、煩悩から妖怪になりかかっている人間を救い、その救った際に貰えるうろこを108枚集めて自分の真の願いを叶えるお話。個性豊かな妖怪のキャラクターもずらり、しかもうろこは家賃を払うためにせしめられ、一巻終わっても集まったのはまだ0枚。これは何年にも渡るシリーズとなりそう。一巻だけなら読んで楽しいと思う。文字量的に、中学年2025/11/14
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