電撃文庫 こちら、終末停滞委員会。〈２〉

逢縁奇演【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 360p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049159066
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　正式に蒼の学園に入学した心葉とＬｕｎａ。念願の学園生活を謳歌する心葉に、早速学園イベントが。それは三大学園が集い、あらゆる分野で競う『天空競技祭』！　
　恋兎チーム５人で代表戦に挑むことになった心葉たち。迎え撃つのは、フルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Corporationsの精鋭たち。銃痕とは異なる力を持つ彼らと、己の矜持を懸けて激しくぶつかり合う！
　そして、心葉にも銃痕が発現する。己の在り方と向き合ったことで、心葉が手にした新たな力とは――。

内容説明

正式に蒼の学園に入学した心葉とＬｕｎａ。念願の学園生活を謳歌する心葉に、早速学園イベントが！それは三大学園が集まり、あらゆる分野で競う『天空競技祭』。恋兎チーム５人で代表戦に挑むことになった心葉たち。迎え撃つのは、フルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎｓの精鋭たち。銃痕とは異なる力を持つ彼らと、己の矜持を懸けて激しくぶつかり合う！そして、心葉にも銃痕が発現する。己の在り方と向き合ったことで、心葉が手にした新たな力とは―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

正式に蒼の学園に入学した心葉とLuna。念願の学園生活を謳歌する心葉たちが、三大学園が集いあらゆる分野で競う学園イベント『天空競技祭』に参加する第2弾。恋兎チーム5人で代表戦に挑むことになった心葉たちを迎え撃つフルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Corporationsの精鋭たち。厨二病めいた世界観が今回も全開で、銃痕とは異なる力を持つ彼らと、己の矜持を懸けて激しくぶつかり合う中、己の在り方と向き合ったことで新たな力を得ていく心葉だけでなく、恋兎先輩を始めとするそれぞれのバトルもなかなか熱かったですね。

2024/09/12

[日坂愛衣]

第二巻も第一巻と同様にめちゃくちゃな展開でしたが、終末戦から対人戦に変わったことで、少し抽象的ではなくなりました。それぞれが信念を抱えて衝突するため、読んでいてかなり熱くなる場面もありましたキャラクターの描写に関しては、主役側のメンバーが第一巻に比べて成長しており、特に表紙を飾る恋兎が「正義の主人公」たちとの戦闘はとても熱い。無敵の設定と普通のJKでいたいという彼女の願望とのギャップが非常に魅力的でしたし、最後にギターの能力が明かされたときの奇妙な感じも意外性がありました。

2024/09/20

[なみ]

心葉たち『蒼の学園』を含む三大学園による戦い『天空競技祭』が開催されるが、その裏ではとある計画が進んでいて──。 今回も色々とめちゃくちゃで楽しかったです。そんな強いの出しちゃって大丈夫なの？って5回くらい思いました。 何より恋兎さんの能力がヤバすぎて「は？」って声が出ました。 とんでもないですよこの人。 詳細わからない部分や、伏せられているようなところもまだまだ多いので、早く続きが読みたい！ 3巻も楽しみです。

2024/09/22

[冬野]

シリーズ第二弾。内容も引き続き盛り盛り、新キャラも盛り盛り。心葉が普通の学生生活を楽しむ様子は微笑ましい。主従契約を結んだLunaさんも素敵。でも競技祭の裏ではきな臭い陰謀が。頑なに会長とレアのビジュアルが出ないのは何ゆえ？バトル描写を読むのが不得意なので「なんで今こんなことしてんだろ」と途中で思ってしまったが、恋兎先輩の能力が明かされた時には度肝を抜かれた。本当に化け物じゃん。敵味方全員に信念があるの好き。メフに良いことありますように。三巻がどんな内容になるか予想できないけれど待ってます。星:4.5/5

2024/10/02

[ささきち]

恋兎の暗殺計画が裏で動いていただけならまだしもなぜか心葉まで入っていたのでぶっ飛ばしてやる！という感じで今回は人間同士の戦い。なんだけど～今回の戦いの意味が理解も共感もできなくて困っちまうよ。恋兎の強さが圧倒的なのに彼女本人に渇望や願いに狂気などこの世界での強さに比例する何かがあるから強いという方程式に当てはまらない恋兎を異端視して排除しようってことでしょ？その考えは終末停滞委員会の敵側を肯定してるよな？思想強めで自分達の行いは正義で世界の為だから危険分子を処分してもいいんです！って言われても困るやん。

2025/02/13