ゲームチェンジ――トランプ2.0の世界と日本の戦い方

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¥1,980
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ゲームチェンジ――トランプ2.0の世界と日本の戦い方

  • 著者名:大前研一
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • プレジデント社(書籍)(2025/06発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833425629

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内容説明

【内容紹介】
「トランプ2.0」の4年間をどう耐え抜くか。
今やるべきは「真の観光立国シフト」と「教育の抜本的改革」だ。
日米貿易交渉にも関わったマッキンゼー伝説のコンサルタントが総数100点を超える図版で解説する、トランプへの対処法と、「強い日本」を取り戻すための2つのソリューション

国際情勢のわかりやすい定番解説書として毎年親しまれてきた『大前研一 世界の潮流』が、今年は装いも新たに、大幅にボリュームアップして登場。
アメリカ大統領に復帰したドナルド・トランプが矢継ぎ早に繰り出す数々の奇策・恫喝に、世界は大きく翻弄されています。このような情勢下で日本のとるべき道は、トランプ政治の本質を正しく見極めたうえで、短期的には増え続けるインバウンド需要を取り込んで経済を成長させる「観光立国シフト」、長期的には新たな時代に適合する人材を輩出するための「教育改革」しかないと大前研一氏は断言します。
日本が世界に誇る知性・大前氏の鋭い現状分析と、日米貿易交渉への参加など豊富なキャリアに根ざした具体的な提言が説得力をもって読者に訴えかける、今年一番の話題作です。

【著者紹介】
[著]大前 研一(おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『第4の波――大前流「21世紀型経済理論」』『経済参謀――日本人の給料を上げる最後の処方箋』(共に小学館)、『企業参謀――戦略的思考とはなにか』『世界の潮流』シリーズ、『日本の論点』シリーズ(共にプレジデント社刊)など 多数ある。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thi nkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、ジェットスキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。

【目次抜粋】
巻頭言 「トランプ2.0」の100日 ―日本と世界はどうする
第1部 「世界の潮流」――大激変する世界情勢
第2部 「観光立国論」――インバウンドで50兆円を目指せ
第3部 「新・教育論」――答えなき時代の教育のあり方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

58
不確実性・無極化、地政学・経済リスクも想定範囲。もたらされた歪みや分断も顕著。常にリスクヘッジを念頭にした、”継続的”自己変革あるのみ!踏まえた観光と教育の問題提起と提言。前者はオーバーツーリズムの弊害検証と、具体的施策が限定的。加えて、せめて第二候補との比較検証が見たかった。一方、後者はAIvs.アナログ教育のすみ分けや、高等教育の在り方など諸々に同感。マスク氏”予言”の的中は笑うしかないが、流石に中高英語教師のTOEICスコアは信じがたいなぁ。本当?! 2025/08/15

ほんメモ(S.U.)

10
大前研一さんの著書は読みやすいので、好んで手に取っています。こちらのシリーズは毎年夏に刊行されているとのこと。毎年年末に刊行されているシリーズもあるし、その他の本も出されていますよね?!お元気そうで何よりです。トランプ大統領が復活したことで世界に与えるであろう影響、日本はこれからどうすべきか(目指せ観光大国、20世紀型の教育をなんとかしよう)というのが主な内容でした。既刊本で読んだ事がある内容も多かったけど、少しずつ2025年版にアップデートされているし、具体例や図表・写真が多くて頭に入りやすかったです。2025/11/08

モーモー

9
毎年夏に発刊されていた書籍が今年はゲームチェンジと名前を発刊して刊行。 世界の流れも気になるが、日本の進むべき道の提言を参考にしている。 日本の企業業績⇒製造業が減益になっている中、非製造業は増益になっている。 観光立国の推進⇒3600万人と過去最高を記録した海外旅行者は5000万人を目指す。1人100万円落としてくれることにより、50兆円の経済効果。 2000兆円の個人資産の活用も大事2025/08/23

父さん坊や@FIRE

6
大前さんの言っていることに、新しさを感じなくなってきました、少し残念な読後感ですね。------------ いま起きていることを大規模に実施する、他国の成功例を真似する、そんな内容が多い。------------ 観光業に関しては「why tourism」の説明が不十分(根強い反論に対するカウンターがない)。------------AI教育省は良いですが、「why AI-driven education」の基盤的な論述がない・ないしは雑。2025/09/17

モビエイト

3
あっという間に日本は観光大国になった感じがします。1億人の観光客になるのも時間の問題だなぁと思います。2025/09/02

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