内容説明
病棟じゃなくたって、待合室でも、在宅でも、舞台観劇中でも、急変は起こるかもしれない。だから「私には関係ない」とは、言っていられない!患者の異常を見抜く力と対応力をみがく13の授業。
目次
第1回 それは、本当に、“急変”ですか?急変対応総論
第2回 バイタルサインの実践的解釈1
第3回 バイタルサインの実践的解釈2
第4回 院内心停止の対応:早期に認識し適切な介入を!
第5回 アナフィラキシー:迅速に判断し、アドレナリンの投与を適切に!
第6回 SpO2低下:“SpO2100%”は100点ではなく赤点だ!
第7回 血圧低下:血圧が下がってからでは遅すぎる!
第8回 発熱:具体的な原因を意識して対応しよう
第9回 院内の転倒:「どうして転んだの?」を大切に
第10回 脈が速い・遅い:モニターではなく患者をみよう
第11回 意識障害:頭部CTの前に確認すべきことは?脳卒中を疑ったらどうする?
第12回 DNARを正しく理解しよう
第13回 急変対応に役立つアンガーマネジメント
著者等紹介
坂本壮[サカモトソウ]
地方独立行政法人総合病院国保旭中央病院救急救命科。2008年順天堂大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属練馬病院救急・集中治療科、西伊豆健育会病院内科を経て、2019年4月より現職。救急外来で研修医と共に奮闘中。救急初期対応などに関して、全国の研修医や看護師に向けて「あたりまえのことをあたりまえに」をモットーにレクチャーを行っている(年間50回以上)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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