日本経済新聞出版<br> 勝負師 孫正義の冒険(下)

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日本経済新聞出版
勝負師 孫正義の冒険(下)

  • ISBN:9784296120291

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内容説明

ウィーワークの大失敗
ソフトバンク・ビジョン・ファンドの苦境
去りゆく後継者
過去最大の巨額赤字――。
だが男は諦めなかった。

* * *

スターゲート・プロジェクトで大復活を果たした孫正義。
その手札にはアリババに匹敵するエースが残っているのか。
FT前編集長が米欧の情報源を駆使し、マサの素顔に迫る。

* * *

虚勢、莫大な富、明らかな浪費と並んで、孫正義には勇気、創造性、変化を促す力がある。
蔑まれたマイノリティーの1人として、マサは貧しい出自から立ち上がり、日本の企業文化や秩序に挑戦してきた。彼はほかの人々が足を踏み入れることを恐れるような分野に何度も何度も突撃してきた。
傲慢が一度ならず、二度、三度と彼を転落させても、決して諦めなかった。
マサはしばしば危険を冒して航海してきたが、ソフトバンクが倒産するという噂は常に誇張されてきた。ソフトバンクは日本ではおそらく大きすぎてつぶせない存在で、その命運は日本の金融システムとあまりにも絡み合っている。
さらに、マサは国内の通信事業やヤフー・ジャパンなど実際に利益を上げ、実績のある資産をおよそ20年間運営してきた。

彼はスターゲート・プロジェクトのほかに、約500社のソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業を統括している。その中から、やがて第二のアリババやエヌビディアが登場する可能性もある。
彼はエースの札を何枚も持っているわけではないのかもしれない。
しかし、今でもマサの席は、一番大きな勝負ができるテーブルにある。

目次

登場人物

第3部 インフラの担い手(承前)
第17章 モバイルマン
第18章 救済に駆けつけるスティーブ・ジョブズ

第4部 帝国の創建者
第19章 30年ビジョン
第20章 フクシマ
第21章 スプリント
第22章 インド系は1人より2人のほうがいい
第23章 急襲作戦

第5部 驕り
第24章 水晶玉プロジェクト
第25章 クレイジーガイ
第26章 あなたたちの会社、つぶれてしまうがいい
第27章 大脱走
第28章 クジラはまだお腹を空かせている
第29章 真冬の嵐

エピローグ

謝辞
参考文献
原注

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sayan

21
ニーチェは個人の狂気は稀、だが集団の狂気は常態と言う。投資を需給マッチによる価値創造とすれば、下巻の孫の投資欲は押し売りで一連の動きは異様。例えばWeWork投資はマンデヴィル的な私欲を公益へ転化する新たなGreed is Good 2.0の実践だ。かつてのゲッコー台詞にパドの父は「身の丈の稼ぎ」を説く。100円投資など誰でも投資家だ。含み益限りなく求めて良いが同時に教条的なエシカル投資を説くある種の矛盾。なぜ金が大好きと言わない?ニーチェの集団の狂気は現代の金儲けのお作法だ。自分?金も倫理も大好きです。2025/10/20

ばんだねいっぺい

20
なぜ、孫正義は、孫正義かを描写していくのだが、出自に尽きるのか。血統の物語なのか。それだけ済まない業のような恐ろしいパワーがある。2026/02/01

とも

15
下巻。ボーダフォンを買収しジョブズとiphone販売の密約を交わす以降のお話し。アームやスプリント、ウィワークの買収話は面白かった。上手くいくものもあればそうじゃないものもあるさ。後半になるにつれ孫正義の姿が遠くなったのは気になる。2025/08/07

はやたろう

11
外国人が書いた孫正義の姿であり興味深かった。世界かラーメンみても異質な存在だったとは! 下では2000年以降、現在までを描かれている。ウィーワークの失敗やビジョンファンドでの振る舞い。やりたい放題でなりふり構わない動き。歳を重ねても変わらず拡大を目指す様は世界広しといえど孫正義だけみたい。まさに勝負師!2025/12/17

turtle

7
ボーダフォン、スプリント、アーム買収、ニケシュ・アローラ、ラジーブ・ミスラとの関係、ビジョン・ファンド開始、ウィーワークでの大失敗など桁違いの金額が動くここ20年くらいの動きが克明に追われていて面白かった。今もスターゲートプロジェクトに大金をぶち込んでおり、株主としては目が離せない方です。2025/10/25

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