内容説明
八重垣透真――職業・男子高校生。兼、陰陽師。同級生の辰慶に仕え、二人の主従関係は(色々な意味で)学校名物になっている。
ある日子犬を拾った透真だが、その正体はなんと式神! なぜか透真が子育て……もとい式神教育をすることになるが、式神は人型になると
オレ様に豹変して!?
「使役されてやるぞ、トーマ!」
――波乱必至の同居生活、はじめます!?
【電子特別試し読み】同月刊「月華鬼 緋色の異端者と主従契約」収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
8
あれ、わたし間違えて商業BLかってきた……?と読んでるうちにおもったら。たっちゃんこえーよ。ライトで軽く読める話とは裏腹に、主人公の背景や周りがけっこうえぐい感じに暗い。小さいシロにはとてもいやされた……人型のはうーん。これからかなぁ。2018/11/11
水無月冬弥
6
流星香先生の #ラノベ 文体からライトな退魔ものだと思ったら、さりげなく透真まわりの設定がえぐいことにどうしてこんなことに。そしてレーベルがビーズログ文庫なのでホモホモしいのですが、辰慶の想いがガチすぎて恐い。なんだか羊の皮をかぶった狼のような作品だなあ2018/07/02
フジ
3
男子高校生であり陰陽師である透真が拾った子犬は、高級式神で、育てることになりました、というお話。んー、微妙?子犬は可愛いけれど、透真の出生の秘密も急に出てきた印象で、なんだか‥。まぁ軽く読める作品です。2018/06/17