日本人のこころの言葉 空海

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日本人のこころの言葉 空海

  • 著者名:村上保壽【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 創元社(2017/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784422800516

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内容説明

日本の偉大な人物たちは、どのような思いで生きてきたのだろうか――。彼らの生き様とこころの世界を、その人物が発した言葉によって辿る新シリーズ。先人の言葉を繰り返し声に出して味わうことによって、私たちは自らの人生を豊かなものにできるはず。記念すべきシリーズ第一弾は“お大師さん”として慕われている空海。続いて、最澄、法然といった日本仏教の祖師たち、世阿弥、利休、芭蕉、宣長などを刊行予定。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

4
大きな視点と構想力から物事の本質を直感し把握する才能と力量こそが、著者が考える空海象。最澄は、論理から真理を導くタイプであるが、空海は実践を通じて直観的に真理を導くタイプ。我々は一般に、言葉で考え、言葉で行動している。心理は自分の外の世界ではなく、自身の心中にあるということ。空海の「こころの言葉」は、私たち自身の身と心のあり方に隠されており、日々の生活や体験を通して、それに気づくかどうか。心理面の「気づき」と身体面のアレクサンダー・テクニークを通じて、心と体をリンクさせるセミナーを受講した。まさに空海 2014/12/20

T坊主

4
1)悟りの智慧が世界を創造する”言葉”の中に隠されていると考えている。この言葉を外に求めるのではなく、私達自身の心の中に求めている。2)迷っている人は自分に迷っている。自分の心を冷静に見据えることができず、自分のありのままの姿を知らないから迷う。3)自らを省みるとは、あくまでも迷っている自己の心の中に視線を向ける事。視線を常に他人や外に向け、眼前の対象の良し悪しや好き嫌いを評価するだけの人或は成功不成功だけを反省しているなどには、反省は無縁のものとなる。そのような人は、自分の心の本源を悟る事はできない。2013/09/01

AZALEA

0
★★★★2015/04/24

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