川は流れる

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川は流れる

  • 著者名:森詠【著】
  • 価格 ¥2,475(本体¥2,250)
  • 小学館(2025/06発売)
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  • ISBN:9784093867511

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内容説明

人の生きる意味を問う。著者畢生の歴史大作。

日本革命前夜-

時は幕末。北関東の清流、那珂川が流れる黒羽藩で、青年下士・板倉誠之介は育まれた。彼の養父、主水丞は百姓一揆に同調したことで、一家は厳しい生活を余儀なくされているが、誠之介の心には、民を思い、信念をもって立ち向かう侍への憧れが宿っていく。

藩は他藩から新たな藩主を迎えることを決め、不正を働く家老の権力に対する憤りが、家臣たちの間で藩政改革の波を呼び起こす。城代の息子、浄法寺高俊との激しい対立、さらには幼なじみの加代との淡い出会い、そして養父の不審な死が重なりながら、誠之介は幕府が終わる時代の流れに対峙する。
彼の目指す道は、ただの武士としてではなく、民のために生きること。その熱い志を胸に、安穏なる日々を超えて、ただ鮮烈に生きていく。

北関東の豊かな四季を芳醇な日本語で綴りながら、人の生きる意味を問う、著者畢生の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
(20250602)浜2/0,明-,潟-,み3/12,那1/0,3/6,1/0 那珂川好き・黒羽藩主大関増裕公を(少し)推してる私には、必読の書。でも地元でないとやっぱり読まれないのかなあ。主人公ら互いに切磋琢磨してきた剣士が、藩政や幕府の渦に飲まれ敵味方になってくのは心臓に悪い。が、それが魅力。主人公は絵に描いたようなイケ剣士で著者のすべての理想がつまってるな。史実を絶妙に絡ませており、増裕公の死の真相をそう理由づけたというのもとても自然。今まで貯めてきた資料をさらってみます。でもラスト駆け足すぎる!!2025/07/31

guncrazy25

0
★★★★★2025/08/02

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