内容説明
殺せ、殺せ!人々の声なき声に押されるように、チャンプは残虐犯たちを葬り去っていった。彼のターゲットは、法の網の目をくぐって生きながらえている殺人犯だ。死の直前許しを乞う者たちを、容赦なく手酷い方法で抹殺する。ヒーローとして祭り上げられて行く彼の正体を、FBI特別捜査官クレア・ランドールは、たぐいまれな直観力で突き止める。美貌の捜査官と非情な私刑執行人の対決が迫る…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
1
初V.I.ローレンス(最初で最後か?)。至極真っ当な「超法規処刑人」もので、ダーティハリー2を連想した。地元警察のダンとベニー、連邦警察のクレアとジョーイ、そしてエクスターミネーターのチャンプ・・「標的」のいるシンシナティ裁判所へと、クレアとダンの関係を織り交ぜ、盛り上がりながら収束して行く。アマゾンの英語サイトのレビュー評価はとても高い。本国の人が良いというのだから、ありきたりのようでもドラマ性が高いのだろう。クレアとジョーイの続編があるようだが、ググってもヒットしてこないなぁ。★★★★☆☆2012/04/19