まるみかん大一番

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まるみかん大一番

  • 著者名:まはら三桃【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 小学館(2025/06発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784092893399

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内容説明

みんなの図書館を守れ!

丸美市立みんなの図書館、通称「まるみかん」。
創設50周年をむかえたばかりの「まるみかん」だったが、ある日突然「閉館」することが決定した。
近くの双葉小学校に通う松谷研心ら「まるみかん」利用者たちは、閉館を止めるために力を合わせて声をあげる――。
研心たちは図書館を守れるのか、それともなくなってしまうのか?
「まるみかん」をめぐる戦い、いざはじまる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
児童書。小六の松谷研心(まつたにけんしん)は相撲オタクで「丸美市みんなの図書館=まるみかん」で毎日相撲の本を読むのが日課だった。突然のまるみかんの閉館のお知らせに驚く。研心は、キャラ違いで話したこともなかった新村広也(にいむらこうや)と安田銀河(やすだぎんが)たちと一緒に図書館閉館反対運動を開始する▽住民投票を目指し、小学校で図書館閉館に関する意見交換会を企画。最初「大人は子どもの意見なんか聞いてくれない」と言うが、みんなの協力を得て行動していく姿がいい。相撲言葉をうまく使っている良本。2025.6刊2025/08/24

anne@灯れ松明の火

28
新着棚で、大好きなみはらさんの新作に出会った! 丸美市立みんなの図書館、通称「まるみかん」の玄関に、突然「閉館」のお知らせが貼られた! 利用する大人も子どもも、驚き、納得できない。松谷研心ら小6男子も大人たちに交じって、閉館を止めるための活動に加わることになって……。出来過ぎ、リアルでないという感想もあるようだが、私は彼らの行動をワクワクドキドキで読んだ。図書館の大切さを皆で拾い上げるところ、小学生たちの成長、良かった。ただ、丹地陽子さんの挿絵がほぼなかったのは残念! シンボルキャラのまるみん、見たかった2025/09/04

信兵衛

20
子どもたちと大人たちが入り交じっての図書館閉館にかかる賛否攻防戦。同時に思わぬ感動もあり。いやはや、勉強になりました。2025/07/29

takaC

19
大勢に受け入れられる折衷案に落ち着いたという結末はアリなのだろうけど現実的には複合施設への改築が終わる頃には研心くんたちは高校生になっているかもね。その間の居場所はどこになるのだろう。2025/08/10

joyjoy

18
図書館の閉館を防ごうと奮闘する小学生と、その仲間たち。わが市のC図書館も間もなく駅前の商業施設内に移転予定。市が(市長が?)無理矢理話を推し進めた感もあり、自分の周りでは今も反対の声を多く聞く。受験生の娘もよく利用していた自習室が使えなくなるため、不便になりそうだ。こども図書館の移転は阻止できたけれど、そのために、署名集めや、市議会の傍聴とその報告など、熱心に活動してくださった方々には頭が下がる。この本を読んでいても、わが市の問題とついつい重ねてしまった。賛成、反対、様々な意見を聞いてみること。2025/08/22

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