内容説明
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2025年4月、改正建築基準法や改正建築物省エネ法が施行され、増改築やリフォームに関する法規が大きく変わりました。なかでも、「4号建築物」と呼ばれていた小規模の木造建築物に関する規定が見直され、大規模の修繕・模様替えの際にも建築確認の申請手続きが必要になりました。さらに、増改築した際の省エネ基準への適合ルールも変更されました。これまでは建物全体に省エネ基準適合が求められましたが、改正法施行後は増改築した部分にのみ基準適合が求められるようになりました。こうした新たな法令に対応するよう内容を改訂しました。
目次
【実例編】法解釈を読む先駆的実例12
・若久病院(福岡市)/設計:青木茂建築工房
・テラス沼田(群馬県沼田市)/設計:プランツアソシエイツ
・兵庫県立美術館Ando Gallery(神戸市)/設計:安藤忠雄建築研究所
・宿毛まちのえき 林邸(高知県宿毛市)/設計:ナスカ ほか
【法令編】確認検査員が解説、Q&A60
□建築確認
・建築確認の必要な改修工事は何?
・木造建築物の申請は何が変わった? ほか
□既存不適格
・敷地に既にある建築物は全て既存不適格?
・そもそも「遡及」とは? ほか
□用途変更
・用途変更は確認申請が必要?
・用途変更で現行法規が適用される項目は? ほか
□大規模の修繕
・大規模の修繕・模様替えの「大規模」とは?
・階段の付け替えも大規模の修繕・模様替え? ほか
□増築
・増築の「2分の1ルール」はどうなった?
・「面積制限なし」増築の構造耐力の緩和は? ほか
□耐震補強
・建築確認が不要な耐震補強はどこまで?
・耐震改修促進法の「計画認定」を受けるメリットは? ほか
□設備・省エネ改修
・設備だけの改修でも確認申請は必要?
・太陽光発電設備の設置に確認申請は必要? ほか
□その他