内容説明
親になると、脳が変わる?! 最新の画像化技術は、妊娠・出産によって母親の脳が劇的に変わり、神経科学的に「再編」される事実を明らかにした。そして父親の脳もまた、育児を通して変わるという。こうしたヒトの脳の再編過程では、イライラや物忘れ、気分の落ち込みなどが起こりやすいが、その代わりに得られる驚きの能力がある――「母性」という言葉では説明のつかない人類の脳と育児の謎に迫る衝撃のレポート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
新刊コーナーより。手に取った時はちょっと猜疑的でしたが、読み終わった今、「母親と父親の脳を研究することは、少子化問題の突破口になるのではないか」と期待を持ちました。「陣痛の痛みを忘れちゃえないと二人目は無理よね~」とか、「あの頃のしんどさ忘れたわ~」とかママ友と話して笑いますが、まさか本当に脳の灰白質の体積が減ってるなんて…!ちなみに、まだまだ研究が少ないものの、育児に関わっている父親の脳にも偏桃体の活性化など変化が見られるとのこと。さらなる研究が待たれます。2025/10/26
kitten
7
図書館本。何となく借りてみたが、かなり難解だった。簡単にまとめると、「母性」は神話であって、もはや根拠に乏しい。出産により、女性が自動的に母親としての愛を持てる訳では無い。赤ちゃんとの触れ合いや、周りの環境によって、脳が変化していく。この変化は、男性でも起こりうるし、実の子ではなく養子を迎えた場合も同じ。新米の母親はみな不安だし、産後うつ、といっても人それぞれ。もっと研究が必要なようだ。2025/09/10
HALI_HALI
3
妊娠出産を経験する母親のみならず子育てに深く関わる全ての人の脳は変化するという研究を紹介。父親や非生物学的な親、さらには介護者にまでその影響が及ぶ可能性も示唆。子育てが人を大きく変える営みであることを神経科学的に考察しています。子育ての初期は混乱と戸惑いの中で急速に習慣が形づくられる時期であり、親子の関係は繋がりと同時に断絶も伴うとのこと。その溝を越えて少しずつ歩み寄ことがが、人を成長させる力になると述べられています。今後の研究による検証が必要ながら子育ては人をより有能にする可能性があると締めています。2025/09/28
やっこ
2
産後うつに対する新しい理解 炎症と産後うつの関連性 出産による身体的ダメージが免疫系を一時的に活性化し、炎症性サイトカインの上昇が血液脳関門を越えて脳内に影響を及ぼし、セロトニン代謝異常を引き起こす可能性 遺伝学的研究により、産後うつに関連する8つの遺伝子座が特定されており、これらの知見は将来的に産後うつのリスク評価と個別化された予防的介入の開発につながることが期待2025/09/02
Sosseki
2
妊娠・出産、授乳を通したホルモンの変化が引き起こす、育児に必要な感覚器の感度が上がる等で様々な脳の変化が起こるようで「母親脳」とあるが、父親、他人も含め、同様の変化が起こるらしく「育児脳」という感じのようだ。人生における発達段階との位置づけは「そうなんだ」と驚くような、腑に落ちるような。ただ、しっかりした研究はほとんどないということで、今後の研究が待たれる。産後うつ等との関連も含め、妊婦や周りの人は知っておいた良いと思う。育児をしない人間は未熟と考えないようには心がけたい。2025/08/03
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