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内容説明
ノーベル賞受賞の天才が考案した
「頭がよくなる科学的思考法」に絶賛の声、続々!
■中室牧子氏(『科学的根拠で子育て』著者)
自分が判断に迷ったときは、つい専門家の意見を聞きたくなるが、いまやあらゆるところに現れる自称「専門家」の真贋を見極めるのすら難しい。やっぱり自分で「正しく考える」技術を身につけるしかないのだ。
あらゆる世代に開かれた教養書であり、世界を読み解き、行動する力を養う一冊。
■山口周氏(『人生の経営戦略』著者)
「良い人生」に必要なのは「情報量」ではなく「思考力」。自分の人生の経営者として、正しく意思決定するために、今こそ私たちは「思考力という武器」を身につけなければなりません。
■今井むつみ氏(『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』『学力喪失』著者)
たったひとつの正解があると思うより、自分は〇%の確率で正しいと考える。正しい確率の緩急をつけたアイディアをもつ。それが、失敗を厭わず果敢にしなやかに生きるコツ。アブダクション的思考の極意がこの本にあります。
目次
はじめに 情報に圧倒されやすい時代を賢く生きる思考法
パート1 「現実」を知る:目の前の出来事を、科学的に理解するには?
パート2 「不確実性」を理解する
パート3 「為せば成る」という姿勢
パート4 「思考の穴」に落ちないために
パート5 「力を合わせる」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Eric
19
人類が今までの3千年で得てきた科学的思考法についてまとめる一冊。抽象概念を多く扱うが、シンプルな言葉遣いと豊富な事例で興味を持ちながら読み進められる。日々の問題解決から人生の決断を下す際まで、あらゆる場面においてより良い結論を導くための示唆が得られる。2025/10/25
まゆまゆ
17
人が意思決定を際に正解か間違いかを判断するために、科学技術の力は役に立つ。人類と地球の向こう千年のことを考えていくためには、科学の力を借りることから始めよう。共通の科学知識を身につけることも重要だが、見る方向によっては対立する結果を生み出すことも。蓋然的に考えたほうが情報の確信度が上がる。2025/10/02
coldsurgeon
12
日々の生活の小さな決断から、コミュニケーションや地域の意思決定に至るまで、多くの情報源に左右され、考えることを放棄し、誰かに、何かに、自らの意思決定をゆだねてしまうことが怖い。科学的楽観主義という蓋然性のある施行により、どのくらいの正しさなのかを意識しながら、思考する、決定する必要がある。この三千年紀の人類の思考法を、よく考え、身につけるべき書であった。読み応え十分、二極化する社会を恐れない思考法を自らのものにしよう。2025/08/01
Haruki
8
物理学、哲学、心理学の3教授が科学的思考法の基礎を日常生活の活用を念頭に事例豊富に平易に解説する。個々の科学の知識はイカダの丸太1本に喩えられ、繋がって支えることで強く、靭性を持てる(トライアンギュレーション)。因果関係を明確化するヒルの判定基準:相関性、一貫性、時間制、容量反応、妥当性(メカニズム)、類似性。事実と価値を分ける、二元論ではなく蓋然的に捉える、ノイズとシグナルを分ける(ランダムノイズの誤認回避)、バイアス意識、確信度を提示、リスク許容水準(偽陽性/陰性)の合意、為せば成る、正直であること。2025/11/08
しゅー
7
★★科学者の立場で良心的に考えるとは、どういうことか。この分断の時代に、誤った情報に惑わされずに合理的な結論を導き出し、それを補正しながら漸進していくにはどうしたらいいか。先の参議院選挙で何が起きたかを考えると今こそ読まれるべき本だ。と言いながらも厚すぎるんだよね。ビジネス書を読み慣れた人にとっては、既知の概念をめちゃめちゃ体系的にまとめてくれた本と言う印象だろう。2025/08/24
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