内容説明
家老河田内膳の陰謀で幽閉された石見国加瀬津藩の城主斉晴を救うため、江戸城下で老中秋尾山城守に上訴を試みた永見功兵衛。だが、いきなり抜刀した家士たちに取り囲まれる。老中も陰謀に加担しているのか? からくも逃れた功兵衛だったが、直後に藩でも屈指の剣の達人伊田与五郎が立ちはだかる。一方、読売の邦市が殺害されたのは夜鷹殺しの裏にあると睨んだ北町奉行定廻り同心の藤森中兵衛は、上役から探索を阻まれ……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
24
2025年7月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。探偵稼業の方は今回はやや低調で、それよりも、巧兵衛の主君救出話が主題。敵もさるもので、幕府の高官も抱き込んでの仕業のようだ。立ちはだかる難題に危ぶむ。与五郎が仲間になったことで救出が、100人力になったのは良かった。次回は探偵稼業が少しは進展するのだろうか?。2025/07/13
jima
7
剣の達人伊田与五郎との対決2025/10/21
goodchoice
3
シリーズ3作目だが、話の展開がやや遅く、読んでいてイラっとする感あり。2025/08/04
クー
2
最強の敵が、味方に着いた。姫も江戸に来たが、殿様は大丈夫なのか?2025/09/25
てんやんでぇ
1
つまらなかった。2025/10/09




