アルファポリス文庫<br> 中町通りのアトリエ書房 水彩絵師と不器用小説家、世話焼き白うさぎ

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アルファポリス文庫
中町通りのアトリエ書房 水彩絵師と不器用小説家、世話焼き白うさぎ

  • ISBN:9784434359286

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内容説明

装丁画家になるという夢を持って上京した絵莉は、現実の過酷さに心を折られ、故郷・長野に戻ってきた。そこで祖父の代から営む「兎ノ書房」を手伝いつつ、ゆっくりと自分を見つめ直そうとしたのだが……待っていたのは喋る白うさぎのお雪さん。そして、訳あり常連客・小学生のとわと無口な小説家の一色だった。同じように心にわだかまりを持つとわと一色との交流から、絵莉の悩みも次第に解決の糸口を見せ始める。そんなある日、絵莉は一色に自分の小説の装丁画を描いてほしいと頼まれ――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

陽ちゃん

5
絵を描くのが好きで美大卒業後に装丁画家をめざしてデザイン会社に就職したものの、自分の存在意義が分からなくなり心が折れて、かつて祖父母が営んでおり今はいとこの彩乃が切り盛りする「兎ノ書房」へ転がり込んだ絵莉ですが、書店の2階にある私設の図書室の常連客で小学生のとわや無口な小説家一色と交流するなかで前向きになり、一色の作品の装丁画を引き受けることに。祖父母の代からいる白うさぎのお雪さん(男の子)のキャラが堪りません!何故かイケボで話し、世話焼きで、お父さんか!?ってぐらい絵莉に構いすぎ!2025/09/13

ASKA

2
作家と画家と小学生としゃべるうさぎ。 お話自体はありがちなリスタートストーリーだけどウサギさんがかわいかった このうさぎの中身は神様なのか妖精なのか幽霊なのかは気になるけど、そこは明らかにならないままだったな。2025/06/24

1
ふんわりとひろがる温かな色彩に満ちた、優しい応援歌のような物語でした。自分の悩みも自分の物語の彩りにかわるといいな……。2025/06/17

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