内容説明
『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズのデビュー作。ジャンキー=麻薬中毒者だった著者がその体験を赤裸々に告白した自伝的小説。改訳・新組版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
151
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。W.S.バロウズ、初読です。著者の処女作にて、自伝的私小説、ジャンキーのリアルが描かれています。続いて代表作『裸のランチ』を読む予定です。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309468167/ 2025/07/12
fseigojp
10
本当の道楽息子 ジャンキーだったのに80代まで長生き 金持ちのインテリはつよかった2026/03/25
しゅん
4
古き時代のジャンキーの様子をリアルに描いたバロウズのデビュー作。同じ麻薬でもボードレールの「人口楽園」とは、少々感じが異なる。一度、中毒になっても、禁断症状を我慢して療養すれば辞められる、とでもいうように、何度か、治療をするが、またすぐ、麻薬漬けの日々に戻ってしまう…。作品として、あまり悲壮感はないのだが、その現実は恐ろしいものだ。2025/10/03
SATAN'S TOY
3
バロウズの処女作、なのでまだカットアップ手法が導入されていないので読みやすい。ただ大きなストーリーがあるというものではなくて本人の自伝的にジャンキー達の生態がスケッチ風に描かれる。本人含めジャンキー達の荒んだ生活、自己正当化の理論等、これはお近づきになりたくないなぁという世界で、啓蒙主義的ではないがゆえに響く。2025/09/20
琥珀大臣
2
繊細な人ほど麻薬依存になりやすいと良く言うが、このジャンキーたちはそれを大いに楽しんでるような、救い出されたいと思ってるような。 曖昧な精神とぼろぼろの姿で、麻薬を楽しんだり、対抗したり、嘲笑ったり、この時はジャンキーの生き方が楽だったんだろう。 数多くのミュージシャンが愛した作家だけあって、退廃的な雰囲気と自嘲的な文章に生き様をかんじた。2025/09/07
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