内容説明
書き下ろし短編小説「メモリアル三姉妹」所収
「翻訳家がこんなにキツそうな仕事だと思わなかった」
「笑いながらあっという間に読んだ」等々ご好評いただいた1冊目に続く、1年間の記録。
翻訳・執筆・出張などの仕事のほかにも、愛犬ハリーの看取り、捗るネットショッピングや配信視聴、
ハードになっていく義父母の介護、ゴールデン・レトリバーのテオを迎え入れた経緯など、盛りだくさんでお届けします。
カラー口絵も8ページついてます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
65
【ハリーは末期癌との闘病の末に――】2024年の日記。カラー口絵では、琵琶湖の立木を噛みちぎる生前のハリーの姿など……。執筆、愛犬の看取りや義父母の介護などを綴る。巻末に短編小説も。<天気が良い。こういう時は歩くに限るということで、ハリーと一緒に長距離の散歩に行く。ハリーは本当に性格の良い犬で、散歩に行こうと誘って断られたことはない。連れ出すと、それなりに楽しみ、そろそろ帰ろうかと言えば、素直に従ってくれる。体も大きいが、心も大きい。/ハリーは相変わらず、寒いというのに琵琶湖に入り、枝を集めている>と。⇒2025/07/16
tetsubun1000mg
30
筆者の前作を読んでいたので、続編というか大和書房webマガジン2024/01~2025/01までの連載をまとめた本。 翻訳、家事、介護、通院な心配など相変わらず超多忙な毎日が書かれている。 ただ愛犬のハリーが亡くなってしまったのが寂しい。 村井理子さんはこのweb日誌の入力で憂さ晴らしになっているのかな? かなり過激なことも書いているし、締め切りに間に合わなかったりと正直すぎなのが心配でもあるがそこが面白い。 韓国の日本文学翻訳家クォン・ナミさんからメールが来た事とメール交換がweb掲載されるらしい。2025/07/27
ぽけっとももんが
20
村井氏の日記がおもしろいのはなぜだろう。特に変わったこともなく、淡々とシニカルに一年が過ぎる。それはいろいろ村井家のあれこれを読んでいるから、そこに直接書かれていない行間を感じ取ってしまうのかな。ということは、村井氏の著作や訳本を読んだことのない人がこれを読むとあまりおもしろくないのだろうか。そうかもしれないな、強烈な義父母や目がまわるような双子育児や闘病記やあれこれ基礎知識持ってるからな。ハリーの訃報はTwitterで流れてきた。猫派のわたしも犬を飼うならハリーと名付けたい、と思う。2025/09/01
たっきー
15
日記エッセイ第2弾。2024年のなかで1番大きな出来事は飼い犬のハリーが亡くなり、新たな犬・テオがやってきたこと。村井さんはお仕事、子育て、介護と毎日が大変そう。呪文のように自身に言い聞かせてる「できる、俺なら」は心強いけれど、お身体大切にしてほしい。2025/07/28
凸凹パレード
15
やれるはずだ、俺なら。俺ならできる。できる、俺なら。できる!きっと!できる、俺なら。できる、きっと。できるできるできる。できる、俺なら。できる、ワイなら。できる、俺ならオブ2024‼︎!…日記文末に出てくる自分を鼓舞する言葉の全て。切迫感が半端ないが、ポジティブに自分を励ます姿は尊敬だ。書くことによって乗り越える日常。2025/07/21
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