ウクライナ全史(上)――ゲート・オブ・ヨーロッパ

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ウクライナ全史(上)――ゲート・オブ・ヨーロッパ

  • ISBN:9784750357911

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内容説明

数多の帝国が邂逅した地を人々はいかに生き抜いたのか。ヴァイキングが率いたキーウ・ルーシはパクス・モンゴリアを経てリトアニアにより平定。東部をロシアに、西部をポーランド、のちにオーストリアに分割統治されるも独立を夢見た20世紀初頭までを追う。

目次

はしがき
序章
I 黒海北岸の辺境の地
第1章 世界の果て
第2章 スラヴ人の進出
第3章 ドニプロ川のヴァイキング
第4章 北のビザンティウム
第5章 王国の鍵
第6章 パクス・モンゴリカ
Ⅱ 東西の邂逅
第7章 ウクライナの形成
第8章 コサック
第9章 東方の改革
第10章 大反乱
第11章 分裂と分割
第12章 ポルタヴァの宣告
Ⅲ 帝国の狭間で
第13章 新たな辺境
第14章 国民創世記
第15章 隙だらけの国境
第16章 移りゆく時代
第17章 未完の革命
――下巻に続く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

穀雨

8
ハーバード大学のウクライナ人歴史学者によるオーソドックスなウクライナ史。上巻は紀元前のヘロドトスの時代から第一次世界大戦直前まで。原著は2015年、増補版は2021年の刊行だが、序言でロシアのクリミア侵攻にふれつつウクライナ史を学ぶ現代的意義について述べており、戦争が全面的なものに発展してしまった今日においてはますますその言葉が重みを増しているように感じられた。2025/05/19

kitten

7
図書館本。一度、しっかりと勉強してみたかったけど、人名や地名がわからなくて悩む。巻末に年表でもつけてくれないのかな。ウクライナは、何をもって「ウクライナ人」としてのアイデンティティーをもっているんだろう。ロシアになったり、ポーランドになったり、オーストリアになったりしてる。大陸国家の悲哀というか。クリミア半島がロシアにとって大事なのは、はるか昔からの話なんだね。そのうち、下巻も読む。2025/04/26

takao

1
ヘロトドスはスキタイ人を記述2024/10/06

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