内容説明
江戸幕府は、1603年に徳川家康が征夷大将軍に任命されてから、1867年に政権を朝廷に返上するまで、およそ265年間続きました。その江戸幕府を率いた15人の将軍は、必ず徳川家から選ばれました。
徳川将軍家のすごいところは、将軍を頂点とする支配体制を整備したところ。15人の将軍のもとで、国内の政治は安定し、産業や文化が大いに発展しました。しかし、アメリカからの黒船の来航など、外交政策をめぐっての混乱が幕府の権威を弱め、江戸幕府は幕を閉じ、日本は明治時代という新たな時代をむかえました。
この本では、15人の徳川歴代将軍の簡単な伝記と、代表的な政策やエピソード、当時の社会についてしょうかいします。
この1冊で、徳川15代将軍と江戸時代がわかる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
84
小中学生向け、江戸の将軍解説本。図書館堅牢本。全ふりがなフルカラー▽日本列島の人口は西暦600年に600万人で関ヶ原の戦いの1600年には1200万人だった。1000年間で倍にしかならなかったのは争い、飢え、病気が原因だった。しかし江戸時代の1600年から1700年の100年で人口は2500万人に倍増した。江戸時代は間違いなくいい時代だったといえる。江戸時代の治世を学ぼう▽知ってる将軍もあればよく知らない将軍もある。簡潔に説明されているのでわかりやすい。良本。巻末に読書案内と資料リストあり。2025.3刊2025/06/29
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