孤独に生きよ 逃げるが勝ちの思考 増補改訂版・孤独論

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孤独に生きよ 逃げるが勝ちの思考 増補改訂版・孤独論

  • 著者名:田中慎弥【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 徳間書店(2025/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198660086

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内容説明

作家デビューまで貫き通した、15年間の引きこもり。
つるまず、群れず、自分を失わず。
孤高の芥川賞作家による、反時代的幸福論。


「疲れ果て、思考停止に陥っていないだろうか?
それは死んでいるも同然だ。世間の奴隷である。
打開策は1つ。四の五の言わず、現状から逃げろ」(著者)


PC、スマホは持たず、ネットとも無縁。
鉛筆を手にひたすら原稿用紙に向かう日々。
アナログすぎる? それでいいのだ。
非効率のなかにこそ生きる実感がある。

※本書は『孤独論 ~逃げよ、生きよ~』(2017年2月/徳間書店)を加筆・再構成し、新たな章「家族は孤独を癒すのか」を追加のうえ改題したものです。

■目次
第一章 奴隷状態から抜け出す

従うことの「罠」/奴隷と非奴隷の分かれ目/
いまいる場所から逃げろ/引きこもりは生きるための立派な術/
逃げたあとにやるべきこと
第二章 便利さと生きづらさ
情報の奴隷/自分の欲求を見つめる/
「怖さ」に敏感であれ/肉体に耳を傾けろ
第三章 孤独であること
孤独は解消できない/不安に耐えろ
独りの時間が思考を強化する/チャンスを活かすための準備/図書館は孤独になるのにうってつけ
第四章 なぜ読書が必要なのか
内容が理解できなくてもいい/奴隷状態からの突破口/
本を読む心意気/無駄なものに触れる/
本の選び方/自分と他人を差別化する言葉
第五章 やりたくないことはやるな
学校の勉強は身になるのか/「美しければそれでいい」/
嘘は嘘なりにしっかりと/一日一回机の前に座る/
第六章 職業とは
肩書きの使い方/惰性は通用しない/
職業意識と覚悟/怠惰な暮らしの先に/
ブラック企業について
第七章 家族は孤独を癒すのか
「理想の家族」は幻想/結婚で失うもの/
親子関係の絶対的な影響/母とは何者なのか
――など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

50
17年に出版された本の増補版。芥川賞を受賞したことは純文学作家として認められたことになるのだが、そこから彼らの生存戦略が始まる。読まれないテクストを書くよりも、作家のメディアでの振舞いの方が潜在的な読者リーチすることがある。作家が社会的な存在である以上、否定することではない。同時期に受賞した西村賢太とは、ひきこもり気質と押しの強さは正反対のようにみえるが、上手く生きていけない中年男性の身体的な作家の代表として同じカテゴリーである。本書では小説を書く時に、デバイスを使わずに手書きで書くということが繰り返し強2025/06/05

hippos

21
「よく読書をすることが、君たちの狭い経験範囲を広げてくれる」高校の卒業文集に先生が寄せた文を思いす。思考停止に陥らないための武器の一つが読書であることはそのとおりだと思う。自分の人生を生きることにもっと真剣になりたいと思った。 Youtubeでみた芥川賞受賞のインタビューとは随分違う印象を受ける文章だったなぁ。2025/10/18

Reading

9
前半部分は企業をはじめとした組織で勤めている時に束縛されて奴隷状態に陥り思考停止してしまい精神を病んでしまうことを防ぐ方法について記されています。 家庭の事情等で一歩を踏み出すことができない場合もあり悩ましいところでもあります。 プライド、自尊心といったことは大事なのだと思いますが、自分の身を守る時には時折捨てることも重要なのだなと感じました。 著者が作家ということもあり読書や文学作品の大切さも記されており文学作品特有の回りくどさも忙しない現代に必要なツールなのだと思いました。2025/09/13

Hisashi Satake

7
私は西村賢太が好きなので彼と類似だが性格は正反対の田中慎弥にも自然と興味が湧くものだ。この本を知ったのはReHacQの動画から。動画ではいかにも作家らしく、彼の信念をズバッと言い切るところ、わからない問題にはわからないとハッキリ言い切るところに好感をもった。それはこの本でも同じで、孤独と言うよりは孤高であることを大切にしろという風に読み取れた。2017年版から加筆された七章は田中の決意表明がみられ今後も楽しみな作家だ。彼の作品をもう少し読んでみるか。2025/08/07

どんどこすすむ

7
ReHacQ(リハック)の動画から興味が湧いて読んだ。芥川賞の受賞スピーチでの歯に衣着せぬ発言の印象だったけど、動画でのインタビューではわからないことは「わからない」と率直に言っていて、この人は自分が思ったこと考えていることを誠実に語っている印象を受けた。本書でも同じ実直さを感じた。その実直さは、インターネット・スマホ・PCを使わない規則正しい生活、食事、読書、全てを小説を書くことに捧げているストイックで純粋な生き様から来るのだろうと感じた。この人が言っていることは私には信じられる気がした。2025/06/30

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