ヤングサンデーコミックス Bバージン（１５）

著者名：山田玲司【著】

小学館（2013/03発売）

• ISBN：9784091517753

内容説明

とうとう樹火滝の裏をつかめなかった秋たちは、ドルフィンスタジアムがオープンする前に動物達を海に逃がすクーデターを計画する。しかもこのクーデターが成功しても秋は犯罪者になるため日本にはいられない。クーデターの前日、秋は初めてこのことをユイに告げる。ショックを受けるユイ。しかしユイは秋の思うようにさせることを決心する。クーデター当日、秋と大吉の会話が盗聴されてしまう。あと一歩というところで樹火滝にばれてしまう。しかしラモやミル、アリサといった秋の仲間達が応援に駆けつけてくれる。こうして無事、動物達を海に帰すことに成功する。半年後、マダガスカルに日焼けした秋の姿。その背後から旅行バックを持った黒髪のコがのぞき込む。「カメ見てたのしい？」「ああ…楽しいよ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[がっちゃん]

恥ずかしい話ではあるのだけど、ところどころ秋くんに感情移入してしまうんですよねー。80年代半ばから90年代へのバブル景気を背景に「トレンド」なんて言葉が一時流行ったけど、このマンガではその流行過敏のバカバカしさを風刺した上で、もっと普遍的なあるべき姿を提示してくれたと思います。　良い作品でした。

2012/01/09

[shisha]

★★★★★　「カメみて楽しい？」ときかれ「楽しいよ」と答えられるようになった秋は成長した。感動のフィナーレ…

2008/12/10

[ん?]

ヤママヤー探しもちゃんと活かされててよかった。ユイも強くなったね。

2014/03/05

[yamada.kitakita]

中二感は拭えないけど、結構好き。個人的にはこの漫画がきっかけでウミガメ派からリクガメ派に転向。

2008/01/18

[Virgo0905]

ハッピーエンドではあるものの都合のいい終わり方ではないところが好感持てます。1巻を読んでいた時にはこの結末は想像していないし、想像できない。