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内容説明
会えて、話せてよかった。けど――――。
そこそこ幸せな専業主婦・一ノ瀬華子。
売れっ子小説家・水月うらら。
気弱なイラストレーター・平泉花音。
専門学校時代のケンカ別れから27年――
45歳になった3人の奇跡的な再会は、
仲良しだった当時のまま、
近況を報告し合いながら和やかに進んでいく。
しかし、うららに当時の態度を謝罪された華子は、
うららの小説への批判コメントを
書店サイトのレビューに書き込んだのは
自分であることを、別れ際に告白してしまうのだった――。
『マスタード・チョコレート(第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作品)』『ノストラダムス・ラブ』の冬川智子が描く、
人生後半戦の私たちに贈る物語、待望の第2集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
21
「許さない」ことよりも「許す」ことの難しさは、大人になるほどに身に沁みる。身に沁みるからこそ、許そうと具体的に一歩進めるのかもしれない。27年ぶりに再会した彼女達は、それぞれの自分を披露しつつ、それぞれの相手を認めつつ、それぞれの自分を知っていく。変わらないこと、変わったこと、実際に会い、話すことで実感する温もりや優しさ。27年経ったからこそ理解できること。にしても、うららに襲いかかる裏切りに三人はいかに向かい合うのか。次巻が待ちきれない。2025/07/11
はる熊猫
0
華子が見た、線香花火の夢が印象に残った。うららに試練が訪れて次巻へ。2025/09/16