内容説明
両親を亡くし身寄りのない千世には、彼女も知らない秘密があった。それは、顔も名前も知らない男とすでに婚姻関係にあったという事実。その男は、強大な妖力を持つ人間嫌いな鬼・叢雲紫雨だった。千世は離縁を言い渡すため彼に会いに行くが、思いもよらない言葉を言い渡される。「俺が待ち望んでいた花嫁」ただの契約関係だったはずが、彼は彼女を求め、深く愛していく。果たして、千世と紫雨が結んだ婚姻の訳とは――。これは、人間嫌いと噂される鬼と人間の娘が出会い、一途に愛を紡ぐ、本当の愛の物語。
感想・レビュー
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栗山いなり
5
両親を亡くした千世と彼女と婚約していた人嫌いの鬼の恋模様を描いた和風ファンタジーロマンス。タイトルは某メディアワークス文庫のあの小説を彷彿とさせるが内容は少々個性はあるものの王道のシンデレラロマンスだった2025/06/19
