ハヤカワ文庫NF<br> 世界一わかりやすい量子力学

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ハヤカワ文庫NF
世界一わかりやすい量子力学

  • ISBN:9784150506162

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内容説明

光は粒子か波か? 光速を超える通信は可能か? 史上初めて量子テレポーテーションの実験に成功し、2022年にノーベル物理学賞を受賞した著者が、難解で複雑な量子の世界を物語形式でやさしく解説。量子力学の基礎から、量子暗号・量子通信といった未来の技術応用まで明かす。『量子テレポーテーションのゆくえ』改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

51
量子力学や進化生物学に対する理解は僕の壺課題なので、本屋で新刊を見つけるとついつい手に取ってしまう。何々?世界一わかりやすい?量子学に関する本は色々と読んできましたが、古典物理学の頭では、概念的にどういう物かは解りますが、その理由はいまだに理解できず、もしや、今度こそ理解できるか?と思い、読んでみた。光の速度より早いものはこの世に存在しないはずなのに、量子力学ではアリ?光子は不確定性原理で存在したり、存在しなかったり。観測すると確定する?そもそも観測ってどこの状態?測定器に情報が入った時?2025/07/07

Sam

47
理解できるわけないのに「世界一わかりやすい~」につられた(原題=「量子テレポーテーションのゆくえ」)のままだったらたぶん読んでない)。物語仕立てという工夫もあり確かにわかりやすいのだとは思う。何とか読み終えて、テレポーテーションのカギを握る「二つの粒子はお互いどれほど離れていても“量子もつれ”状態を維持する」という量子の不思議、「私たちの観測とは無関係に、世界は固有の特性を保って存在する」という古典物理学的世界観が通用しない理不尽さは実感できた(ような気がする)。またときを置いて無謀な試みをしてみよう。2025/12/19

むらむら

4
他の方のレビューでも拝見するように「世界一わかりやすい」が本書だったら、他の入門書は何なんだ、というくらいの難易度だと思う。それと終章の記述読むと「宇宙一」にしたほうが内容とシンクするかも。とはいえ、アリスとボブというキャラクターを使って順序立てて説明してくれてるので、今後何度も読み返したら理解度が深まりそう。量子力学による局所実在論の否定とは本質的には何なのか。ベルの不等式が破れるとは。量子もつれとは。それが実現する量子テレポーテーションとは。さすが科学者だけあって穴を塞ぐことにとても緻密で勉強になる2026/06/03

TM

4
世界一明かりやすい、のは半分で、途中からは解説のない用語などが突然出てきてわけがわからなかった。が、半分の内容でも、量子力学のイメージを使うのには十分に意味があると思った。一冊目に読むと、どうだろう、結構絶望する気がするが、3冊目くらいだと、なるほどそういうことだったのと思える記述が多い気がする。2026/04/03

まこ

4
わかりやすいということだけど、難しい。でも、物語形式で解説して、アリスとボブの研究は試行錯誤の青春って感じ2026/02/12

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