内容説明
ボドゲカフェ『クルマザ』店長代理の常盤孤太郎は、女子高生ギャルバイトの小鳥遊みふるに恋をしていた。「まずはサイコロを振らなきゃ、恋は始まらないぜ」って、彼氏がいるから告白できないんですけどねぇ！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
71
流石は葵せきな先生の新作！ あらすじの時点で全員の関係が拗れまくりでツッコミどころ満載ですが、読み進めるにつれてところどころに引っかかりを覚える。それが読み進めるうちに氷解した時に更にツッコミたくなるし、また読み返したくなるんですよね。ただ、葵 せきな先生がこのまま終わるとは思えない（苦笑）2025/05/27
和尚
40
これですよこの会話のリズムと人間関係ですよ最高なのは。面白すぎる。加えて挿絵も良いという傑作でした。 みんな読みましょう。2025/05/20
よっち
39
高校を中退し、ボードゲームカフェ『クルマザ』で店長代理として働く生粋のボドゲオタクの常盤孤太郎。誰もが秘密を抱え、あそびのかんけいを続けるラブコメ。ボドゲ愛の欠片もない同僚の女子高生ギャルバイト小鳥遊みふるに密かに恋をする孤太郎。しかし彼女にはイケメン彼氏・宇佐がいて、さらに孤太郎が想いを隠すために伝えた嘘の好きな人で女流棋士の歌方月乃が、実は正体を隠して『クルマザ』に入り浸る常連客とかいうカオスな展開で、今巻で全体の構図が明らかになって、様々な背景や複雑な想いが絡み合う物語がどこに向かうのか続巻に期待。2025/05/20
りこ
32
高まった期待を遥かに飛び越えておもしろかった！ ボドゲカフェで店長代理として働く高校中退少年バンジョーは同僚の小鳥遊みふるに恋をしている。しかしみふるにはラブラブのイケメン彼氏がいて――？ 見栄や勘違いが連鎖してがんじがらめになっていくすれ違い系ラブコメ。このジャンルを書かせたら右に出る者はいない作者の久々の新作だが、一巻にしてすでに傑作だ。会話劇が終始楽しく小説としての捻りの利かせ方も素晴らしい。何より主人公のバンジョーをとても好きになれた。ここまでハイレベルだと匠の技と恐れ入るほかない。続きも楽しみ。2025/05/20
ツバサ
31
ラノベにおかえりなさいという感じ。久しぶりのあとがき芸も流石でした。内容としては感情を表に出せない状況ゆえに起きるすれ違いラブコメになっていて、なんでそうなるんだと笑ってしまうが納得しかない。主人公が誰か分からない状況だが、これからどう拗れていくのか楽しみでしかない。あそびのかんけいというタイトルが様々な場面で発揮してきそうで戦々恐々としています…2025/05/25
