オーバーラップ文庫 無双ゲーに転生したと思ったら、どうやらここはハードな鬱ゲーだったらしい 1 ～聖剣を抱きし最凶少女の蹂躙無双譚～

著者名：久路途緑【著者】/英エイスト【イラスト】

オーバーラップ（2025/05発売）

• ISBN：9784824011824

内容説明

「ふふ、あははははっ！　死に方は選ばせねえが、死ぬ順番は選ばせてやるよ！」
前世で異常な暴力性と「悪」に対する容赦のなさを持って転生した、7歳の可憐な少女シャロン・ベルナ。レベルカンストのスキルで今日も楽しく魔族を蹂躙！
そんな中、この世界へのもう一人の転生者・モニカと邂逅する。どうやらここはハードな鬱ゲー『聖剣を抱きし者たちへ』の世界であり、シャロンの行動が既に最悪の大量虐殺シナリオを引き寄せてしまっているようで……!?
しかし、そんなこと（、、、、、）はシャロンには関係ない。
圧倒的な戦闘力と、何者にも容赦のない凶気で全てを蹂躙しにいく――！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

前世で異常な暴力性と「悪」に対する容赦のなさを持って転生した、7歳の可憐な少女シャロン。レベルカンストのスキルで魔族を蹂躙していくファンタジー。人類を脅かす魔族が勇者を育成する学園を支配する状況で、商人と出会い一緒に旅をしながら魔族や魔獣を狩りつつ、聖剣を得るために学園を目指すシャロン。途上で村を支配する魔族を蹂躙して聖剣を奪う一方で、やってきた魔族の姉を欺いて学園に入学する展開で、もう一人の転生者モニカと邂逅しながら、魔族を相手に罠にはめていく狡猾さと圧倒的な戦闘力、容赦のない狂気がなかなか鮮烈でした。

2025/05/25

[まっさん]

★★★★ 人類と魔族が争い、そして勇者がその命を散らした世界。戦いは魔族側の勝利で幕を閉じ、人類は魔族にとって塵芥以外の何物でもない世界に、七歳の少女･シャロンは転生した。彼女は今日もレベルカンストのスキルと「悪」に対する容赦のなさをもって魔族を蹂躙する。時に素早く、時に惨たらしく。彼女にとっては魔族こそが塵芥以外の何物でもないのだから… これは面白ろかったですね。 ストーリーは、勇者の死によって実質的な魔族の勝利が決まった世界で尋常ではない力を持つ少女･シャロンが、情け容赦なく魔族を蹂躙するという話→

2025/05/29

[こも 旧柏バカ一代]

最後の勇者が亡くなり、魔族が支配しているような世界。そんな世界で嬉々として魔族を惨殺する幼女。しかも魂は元男で、ゲームをコンプリートしているご同輩も居る。

2025/06/12

[真白優樹]

最恐なまでの暴力性と悪に対する容赦のなさを持って鬱ゲー世界へ転生した男が、幼女の外面に真実を隠して暴れ回る物語。―――大義名分はこちらにあり、故に此処は理想郷。殺しても許される悪が掃いて捨てるほどに居る、と大喜びでストーリー何て知らんと暴れ回る物語であり、悪魔よりも悪魔している活躍ぶりがクセになるかもしれぬ物語である。始まったばかりの蹂躙無双譚。魔族達に徐々に恐怖が刻まれていく中、心のままに次はどう暴れるのか。最早何も分からぬストーリーは、何処へ進んでしまうのか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/05/27

[彩葉 楓🍁]

【★★★★★】邪悪な表情を浮かべる幼女からしか得られない栄養がある。ものすごく面白かった。鬱ゲーに転生した主人公は、前世で発散出来なかった残虐性を存分に発揮するため、幼女の姿で人間の敵である魔族を思う存分蹂躙する。残虐性を抱える主人公だが、その方向性は必ず悪へ一貫している。壊滅的な倫理観と道徳観は全て魔族に向いて基本的に人間に向くことは無い。その理念の区別が魅力的。人間には幼女として猫を被り、魔族相手だと途端に邪悪な笑顔と物騒な言葉遣いでまるで遊びの様に追い詰める所が爽快。モブ転生者もいい味を出している

2025/07/24