内容説明
寺田克也のTHIS AND THAT（アレコレ）
画業42周年。イラストレーター・漫画家として国内外問わず人気を博す寺田克也の近年描いてきた展示用仕事用の絵を収録しました。日常的に使用する画材と、その画材に対するコメントも掲載。鉛筆、ボールペン、iPad、ほか、アナログ画材を駆使しつつも、新しいガジェットをどんどん取り入れ、常に新鮮な驚きと感動を与えてくれる寺田克也の絵の今が詰まった一冊です。また、寺田氏の画材についてのコメントは、絵に少しでも興味のある人は必読。描き続けてきて、描き続けてゆく名匠の最前線をお届けします。
絵もやっぱりじぶんがじぶんの絵を探索できるような装備が重要です。もちろんいっぽんの鉛筆と紙さえあれば問題なしという部分が前提としてあって、そこからさらにじぶんの表現を暗闇の中でまさぐっていくための道具。（あとがきより抜粋）
著者：寺田克也
プロフィール：漫画家・イラストレーター 著作に『寺田克也ココ10年』『絵を描いて生きていく方法?』『寺田克也原寸』『寺田克也スケッチ』(いずれも弊社刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
124
イラストレーター寺田 克也の作品を良く見かけますが、単独の作品集は初めてです。国内外で人気が出そうな作品目白押しでした。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001095.000012505.html2025/05/21
キュー
1
最近はデジタルツールで絵を描いている印象が強かったんだけどこの本を見たら結構まだまだアナログでも描いていたんだと驚いた。この本に収録されている大半の絵が女の子？を中心に不定形な機械や生物に覆われているという感じが多かったけど、単に嗜好で描いているのか何かの媒体でテーマとして描いていたのかその辺の出典情報が欲しかったかな。個性的なドローイングな感じとか素晴らしいけど構図的には代わり映えしない感が若干気になった。絵としては好き。最近の小説のカバー絵なども収録されていてその辺は分けて1冊で見たかった気もする。2025/09/15
