内容説明
あのとき、どうしてあたしはマイケルに、ほんとの気持ちを言わなかったんだろう。「別れるなんていやだ」って。泣いて、泣いて、泣いて。二度と「平気」になれない気がする。死にそう。もちろん、ほんとうに死んじゃうわけじゃないのはわかってる。でも、それならどうして死んじゃいそうな気がするの? こんなカンジ、知らないうちに消えてくれることを願ってるけど……。でも、消えない。消えそうもない。今度目をあけたときには、何もかもがひどい悪夢だった、ってことになってますようにと願う。でも、そんなことはありえない。目をさますたびに、あたしたちはまだ、わかれたまま……。絶望と新たな希望(?)の、シリーズ第9巻!



