内容説明
人間とあやかしが共存する世界で、過去多くのあやかしを葬った一族の末裔として忌み嫌われる依十羽。穢れた血を引く依十羽は、義妹から虐げられる日々。しかしある出来事をきっかけに最強の鬼・四季に出会い、”番契約”を申し込まれる。愛のない契約関係のはずが、彼はこれまで正体を隠して生きてきた依十羽の能力を必要とし、深く愛していく。「やっと出会えた――俺の運命の番」これは、虐げられてきた少女が生まれて初めて自分の存在意義を見つけて、愛を知るまでの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
3
陰陽師の末裔という血筋を隠して生きてきた少女が愛を知るまでの物語。基本はオーソドックスなあやかしシンデレラロマンスだけどまさかSF要素が入ってるとは思わなかった。しかし、これで良かったのかちょっと疑問かもしれん2025/05/15
りん
0
え、好き！ よくある鬼に愛される系かぁ〜、しかもあやかしと共存する世界って他作品に似ているなと思いながら、好きな作家さんの新作だし…と読んだところ、まさかのタイムスリップもの！予想と全然違った！面白い！そしてヒロインが陰陽師の末裔で現代では本当にバレてはいけない環境下で生きていたんだなと分かって辛かったです…。 ヒーローは魅力の力をもっていて、タイトル通り鬼のあやかしなんですが、性格が今まで読んできた感じのヒーローとは異なっていて楽しかったです！作者さんの前作カップルよりこっちの二人のほうが好きかも…笑2025/05/09
