内容説明
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自他共に認める「古典芸能オタ」の著者が、歌舞伎・能狂言・落語などの伝統芸能や、江戸後期に大量生産された大衆向け物語(戯作)などからとりわけ「現代にも通じるエンタメ性」があるものをピックアップ。そのあらすじ、テーマ性(人間の本質がどう描かれているか)、作品がつくられた時代背景、どこがエモいかなどを解説します。複雑な物語には人物相関図を付けるなどビジュアル面も充実。ネタを探す創作者はもちろん、「江戸期のとんでも古典に関心はあるけど、原典にあたるのはちょっと……」という需要に応えます。大河ドラマ『べらぼう』との親和性も高い一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガットウ
18
★★★★4.0点。あらすじだけ読んで知ったかぶりする私の様な人間には嬉しい本!それにしても江戸の文化はホントに奥が深い。2025/04/19
アカツキ
11
著者が面白いと思った古典作品(人形浄瑠璃、歌舞伎、落語、講談、読み物など)を取り上げてあらすじを紹介、その際にここがエモい!と愛を叫びたいポイントを添えた古典エンタメ案内本。著者が時代背景、作家、物語の補足してくれるのがありがたい。知らない物語が多くて楽しい。桜姫の話はバリエーション含めて面白く、そばVSうどん、不況で千手観音が手の貸し出しサービスを始める話も気になる。読めそうなら挑戦してみたいけれど…?2025/05/05
たかぴ
7
江戸のエンタメとはここまで豊穣だったか。なんだ今のマンガやアニメの元筋は二番煎じに近いじゃないか。2025/05/28
☆ひとこぶラクダちゃん☆
7
140を超える江戸時代の物語を、あらすじ、面白く心震えた解説と共に紹介した辞典です。有名画家の挿絵も見応えがあり、とてもお得な一冊になっています。気になる物語が沢山あったので読んでみたいですが…。とりあえず、有名作品から読んでみましょう。 2025/05/21
ときわ
6
へ~!ほお~!2025/04/17