内容説明
作家・林真理子の代表作
第32回吉川英治文学賞受賞の連作小説
妻、夫、愛人、父、娘・・・
その「秘密」はもう、隠せない。
倉田涼子、三十四歳。不倫という甘やかな幸福を手にしても、まだそれは接吻にとどまっている・・・「爪を塗る女」。
水谷修司、四十八歳。大手銀行勤務。女子大生と関係中だが、過去の従姉の記憶に苛まれている・・・「従姉殺し」。
十二人の生々しい人間の「秘密」を描く、第32回吉川英治文学賞受賞の連作小説集。
解説:藤田宜永
目次
爪を塗る女
悔いる男
花を枯らす
母の曲
赫い雨
従姉殺し
夜話す女
祈り
小指
夢の女
帰宅
二人の秘密
解説 藤田宜永
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨウイチ
11
◎2025/07/28
おうさま
5
それぞれが抱える、人には言えない秘密を持つ、主人公がリレー方式に代わっていく連作短篇 1998年吉川英治文学賞受賞作 読んでいて、抱えている秘密の向こうに、バブル期の香りを感じたのは自分だけだろうか 自分の周りの人たちも、こんな秘密を抱えているのかな2025/07/07
バブルス
0
官能小説なのか?とずっと悩みながら読み進めて結末に「え!?」と言ってしまった2026/02/02
のん
0
リレー方式の短編集。バトンがテンポ良く繋がれていく。作家の腕が光る。誰でも秘密を抱えて仮面を着けて生きている、憐れでもあり愛おしくもあり。2025/07/18




