集英社文庫<br> 医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

集英社文庫
医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印

  • 著者名:本城雅人【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 集英社(2025/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447439

ファイル: /

内容説明

元臨床医の氷見亜佐子は厚生労働省の医療監視員。彼女の仕事は、憲法25条、または医療法25条に基づいており、専門知識を活かして全国の病院や医療機関が滞りなく機能しているかどうかを立入検査してチェックすることにある。ある日、東京フロンティア医大の術中死のタレコミ電話を受け調査を進めると、過去にも不審な術中死と優秀な医者の辞職があったことが発覚し――。癖のある同僚や新聞記者、捜査一課刑事らと共に病院に巣食う悪を暴く。二係捜査シリーズの著者による医療Gメンシリーズがスタート!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

69
元医大の外科医、現在厚生労働省医療監視員、医療機関に対してチェックする機能が氷見亜佐子の仕事。予想外に退屈な職場。室長は上の顔色を見てるし、厚労省のご機嫌伺いばかり。亜佐子の予想は大いに外れた。そんな時に匿名の電話が入る。医大で手術中に患者が死亡、その時教授は遊興三昧、帰る気もさらさらなかった。その上カルテの改ざんまで自ら行っていた始末。なにせこの教授の様々な言動、パワハラにムカつくこと。新聞記者、刑事、同僚、頼りになる面子たちと調査に乗り出し一刀両断。だけど私は本城さんの警察小説の方が好きかも。2025/03/18

52
医療Gメンの主人公が医療機関を良くするべく奔走する。熱量が空回りしているのかモヤモヤ感はあるけど、最後はビシッと決まりました。2025/07/15

海の仙人

32
元臨床医の氷見は腐敗した医療現場を立て直したいと厚生労働省の医療監視員に転職。新興医科大学で起こった術中死をめぐる不正の調査に乗り出す。眼前に立ちはだかる壁を打ち壊すべくタッグを組む、新聞記者の祐里、同僚の津舟、捜査一課刑事たち。なかでも津舟とのやり取りが秀逸。医療界の闇を暴くべく「頭がいいのに猪突猛進する」亜佐子の今後の活躍に期待しています。2025/07/04

えみちゃん

19
最近ハマっている医療もの♬以前読んだ本城さんの「贅沢のススメ」がおもしろかったので手に取ってみました。元臨床医で厚生労働省医療監視員・氷見亜佐子が主人公のお話なんですが、この亜佐子さん歯に衣着せぬ物言いで猪突猛進。医政局に掛かってきた1本のタレコミ電話を受け調査を進めていくのですが・・。手術室という閉ざされた空間で度重なる術中死。死因の隠蔽にカルテ改ざんなどなど決して許されない行為の数々が明らかになり読んでいるあいだ中かなりストレスが溜まりました。(;^_^A野心家が権力を持つとロクなことがないよね。2025/03/04

達ちゃん

15
本城さんの医療ミステリとあれば、読まずにはいられません。サクサク読めて面白かったです。シリーズ化に期待大です。2025/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22469254
  • ご注意事項

最近チェックした商品