内容説明
腕利きの南町奉行所定町廻り同心・春野風太郎の元へ配下の岡っ引きが駆け込んで来た。評判の医者・望月州白が往診から帰ってこないのだという。早速、探りを入れてみるものの、その影は見えない。ついに明らかになった事件の真相は……。ほかに風太郎の家臣や乾分たち「風太郎組」の面々も大活躍。風太郎自身にも得体の知れない人物が忍び寄る事件もあり、笑いあり涙あり爽快感抜群の一冊。大人気の新シリーズ、待望の第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
125
シリーズ最新刊は風太郎のキャラが少しずつ私の中で確立されてきたような・・そんな第二弾。風太郎が頼りにする喜六親分や、その手下・加助に佐吉も好い。関係性が巧く練られていた最終話『宿敵』が好み。亡くなった利兵衛親分の息子・彦太郎は貰った二十両をどうするだろう?ちょっと気掛かり。そして、出来ればもっとお松姐さんの出番があると嬉しいな(笑)2025/05/12
タイ子
75
シリーズ第2弾。医者は仁術で看る人もいれば、算術とプライドだけでのさばっている医者がいる。往診に駕籠に乗る医者を乗物医者、それ以外は徒歩医者というそうな。この乗物医者が行方不明になり、実態が明かされた結末に「町人をなめんなよ」って言いたくなるようなスッキリ感。春風風太郎が頼りにする岡っ引きの喜六の手下たちの素性が明かされていくと物語がだんだん身近になってくる。風太郎の宿敵が現れ、ひと悶着が起きるも風太郎にかかれば積年の恨みもどうにか片付いてしまう。今作に小間物屋の礼次の登場が少ないのはちと寂しいかな。2025/05/31
がらくたどん
52
シリーズ2作目。見た目も花丸・仕事も有能な南町奉行所きってのモテ男春野風太郎の「モテキャラ」だけじゃない人となりが少しづつ見えてくる。病没した両親への想い。看取ってくれた老医師への気遣い。父のように慕う先輩同心への敬意。そして年若くまだまだ発展途上の手下・子分達への兄のような心の砕き方。颯爽とした表の顔に隠された迷いや優しさや生真面目さが見え隠れする。事件も初巻より一段ほど複雑に。高名医師の誘拐・清廉な寺子屋師匠の醜聞・潜入捜査の罠・怪盗との因縁とどれも表面の一枚下に目を瞠る真実が隠されていて興をそそる♪2025/05/26
やま
44
南町奉行所定町方同心である春野風太郎は、人情味があり、人の思いをくみ取れて、女子供に慕われて、行くところ所で持てるいい男です。【読後】 字の大きさは中であるが、字が薄いので読むのが大変でした。シリーズ2作目。2025.04発行。字の大きさは…小(字の大きさは、中だが、字が薄いので小)。2025.11.23~11.25読了。★★★☆☆ 図書館から借りてくる2025.11.182025/11/25
真理そら
44
「父子桜」「正義の師」「夏の風」「宿敵」の4編。風太郎が見習いの頃に関わった「敵」との不思議な交流を描いた「宿敵」が好き。相変わらず女っ気不足、岡本先生の描く女の人のキャラが好きなのに…。2025/04/20
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