内容説明
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源氏物語を、いかに語られているかという語りの問題と、なにが語られているかという主題の問題から読み取っていく。鏡、階と橋、車と舟、光などのテーマをもとに、物語の細部を明らかにする試み。
目次
1 基本構造論(鏡をめぐって
作中人物の三つのタイプ)
2 主題論(階と橋
車と舟
柱と足
物語をめぐって)
3 作中人物論(末摘花と近江君-語りと主題
泥の女、岩の人-物質的想像力
火の女あるいは夏の女-物質的想像力
光の分身、光を消す人-光の主題)
4 作品論(停滞と時間-若菜巻論
倒錯的な恋-宇治十帖論のために
裸の大君、変容する浮舟-宇治十帖論のために
浮舟と食われること-宇治十帖論のために)
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