竹書房怪談文庫<br> 憑き狂い 現代怪談アンソロジー

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竹書房怪談文庫
憑き狂い 現代怪談アンソロジー

  • 著者名:岩井志麻子【著】/ほか【著】
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 特価 ¥401(本体¥365)
  • 竹書房(2025/03発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801944633

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内容説明

日本版エクソシズム怪談集

暴れる、狂う、病む、死ぬ…
憑かれた者の凄惨な末路を10名の怪談作家が記録!

・拝み屋が手掛けた、とある憑き物祓いの生々しい顛末「実録憑依
譚」(郷内心瞳)
・人に寄生し乗っ取る都会の怪奇譚「ヤドカリとヒトカリ」(岩井志麻子)
・仕事の同僚にいきなり言われた不条理な苦情「おれ憑き」(蛙坂須美)
・幼い頃、女子寮に棲むものに魅入られたか…「高専の寮」(響洋平)
・惚れた女に言われて実行した悲劇「蛇憑き」(神薫)
・スリを生業にする男が巻き込まれた怪異譚「剃刀憑き」(雨宮淳司)
・都会からの移住者家族に起きた災難のわけ「穴二つ」(牛抱せん夏)
――ほか、Cocoやクダマツヒロシや冨士玉目など10名のベテラン&新進気鋭たちが綴る憑き物だらけの一冊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

60
実話怪談集。憑依をテーマにしたアンソロジーとなっている。共通のテーマを扱いながらも著者の持ち味を堪能できるのが良いアンソロジーであるが、本作は十分その水準に達していると思う。特に顕著なのが岩井志麻子で、収録作どれも憑依という超自然的なものと著者お得意の何とも嫌な人怖が同居しているのが特徴。他にも何が起きているのか一切わからないが何か嫌なものを暗示させる雨宮淳司「剃刀憑き」や、田舎怪談の基本にとことん忠実な牛抱せん夏「穴二つ」が印象に残ったな。憑きものという古い題材を誰もが現代的に調理するのも興味深かった。2025/04/05

ふるい

9
憑き物がテーマの怪談アンソロジー。いろんなものに取り憑かれた人が出てきて恐ろしい。世の中、剃刀に憑かれるなんてこともあるんだなぁ。最後に収録された拝み屋による「実録憑依譚」はタメになった。2025/05/10

ゆう

8
一話一話がかなり短いので、そんなに入り込まずに軽く読めて、それほど怖くもなかった。 ちょっと変わった話が読みたい人にはお勧め。2025/06/01

TI

7
作家が書いているので創作だろうが1話が非常に短くよくある読者投稿作のような感じ。長編の方が好み。2025/05/04

tow

6
蛇憑と剃刀憑が面白かった。2025/04/20

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