内容説明
「え、こんなことで人生終わり!?」大切な人を突然失わないために知っておきたい高齢者の「まさか」の死因について。パンで死ぬ/トイレできばって死ぬ/エアコンで死ぬ/性行為で死ぬ/薬の包装シートで死にかける/急に怒って死ぬ/田んぼを見に行って死ぬ/葬儀場で死ぬ/熱いお茶を飲んで死ぬ……高齢者の日常には、突然死の危険がたくさん潜んでいます。本書では、5000体以上を検死・解剖してきた「死因のプロ」が49の事故例を紹介し、なぜ死に至ってしまうのか、どうしたらそのような危険を回避できるか、を解き明かしていきます。死の危険は、知っていれば避けられる可能性は高くなる。「まさか、こんなことで」死なないために――最期はやっぱり、老いで逝くために――この本は、大切な命を救う本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Asakura Arata
6
学生時代の法医学実習を思い出した。まだ暖かい黒焦げの御遺体の静脈血が鮮紅色だったのをはっきりと覚えている。その後しばらくは焼肉が食えなかったが。2025/05/24
Go Extreme
1
脾臓は軽衝撃でも破裂しやすい 高齢者は痛みに鈍感 誤嚥性肺炎が死因第5位 咳嗽反射低下の関連 薬の飲みすぎ 副作用が強く出やすい 浴室を事前に暖める 感情的高齢者は突然死リスク高 自律神経の急激な切替 トイレでの長時間力みは危険 免疫機能の顕著な低下 こたつ長時間で低温やけど 心筋梗塞が胃痛に似る 定年後の居場所喪失 社会との繋がり希薄化 転倒で骨折増加 慢性硬膜下血腫のなりやすさ 火災死因は主に煙 仏壇ろうそくの危険性 田畑と水路の境界不明瞭 長時間同姿勢で血栓形成 介護施設での虐待 閉鎖空間で発覚困難2025/04/26