内容説明
魚が空を飛ぶ不思議な世界をユーモアたっぷりに描くファンタジー、待望の第四弾! 耳長族の漁師の少年ラビントットは、故郷への旅の途中で、大平原を通ります。もとは豊かな森だったはずなのに、なぜ荒れ果ててしまったのか? 謎めいたこの地でラビントットが出会うのは、さぎ師の一家に、言葉が通じない部族、そして森の賢者・・・・・・真相に近づくラビントットが知ったのは、自分のルーツにもつながる、驚きの歴史でした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
omasa
1
面白キャラが次々と。まずニワトリのフライド一家「歴史あるさぎ師の家系」。ワシワシーノ一がくれた鮭の燻製を5枚も盗んでいった!ひよこのくせに、鮭のことを「ちゃけ」とか言うくせに、いっぱしのギャングの体で鮭を持ってったピヨちゃん!次にオイスター村のへらしっぽを持った一族。オイスター村、コキール村と美味しそうな名前。あとシロアリのセサミたち。沢山いるのがみんなセサミ。「ひとりがみんな、みんながひとり」。そして可愛い腕長族のチャービルとセージ。最終巻につながる情報が散りばめられていて、どう回収されるのか楽しみ。 2020/12/05
からおの
0
今回は争いの話を通して、世の中の複雑さが語られる。2021/01/04




