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内容説明
「いいか国利、これが大人のケンカだぞ」(原辰徳監督)
横浜の敏腕スカウトはなぜ巨人へ移籍したのか?
今明かされる長野久義、菅野智之獲得の舞台裏
球団の狙いは? 現場・編成のリクエストは?
大谷翔平や佐々木朗希、今永昇太らはなぜ指名しなかったのか
ホエールズ・ベイスターズ、ジャイアンツ
30年のスカウト人生 逸材獲得をめぐる知られざる攻防
(目次)
第一章 横浜大洋ホエールズ・横浜ベイスターズ時代(1991年―2002年)
第二章 読売ジャイアンツ時代<前期>(2003年―2009年)
第三章 読売ジャイアンツ時代<中期>(2010年―2015年)
第四章 読売ジャイアンツ時代<後期>(2016年―2020年)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
61
初めて、プロ野球のスカウトを取り上げた作品を読んだのは、後藤正治さんの「スカウト」でした。カープの木庭さんを取り上げたものです。ジャイアンツファンの私には、スカウトのレベルが違いすぎるとショックを受けました。時は流れて、ドラゴンの中田さん、そしてジャイアンツの長谷川さんが自ら、改装する時代になっています。それは楽しいのですが、所々にジャイアンツへの嘆きを感じられるのが複雑ですが、同感です!と声を上げたい気持ちです。2025/11/24
なかしー
41
スカウト(主にドラフト)に関するいろいろな秘話があって面白かった。 スカウトとちょっと違うけど、ジャイアンツってFAで強力な選手(パワーがあるとか)を見つけると守備位置被ってもなら獲得していたのは会社方針だったのは納得。端からみると「なんで?」となるが、若手のお手本になるとか競争原理が働くなどそういった一貫性を持って採用しているみたい。2025/11/24
金吾
21
事前の評価と結果の違い、特に著者の評価は高くなくても活躍した選手を隠さずに書いている部分は興味深いものです。2025/10/12
tetsubun1000mg
17
DeNAとジャイアンツでスカウトを担当した方の回想録。 スカウトが地道な仕事で中学、高校、大学、社会人と各現場に足を運び本人や監督と話しをして信頼関係を作っていくのだが、指名が重なって抽選になったり、OBの人間関係で指名順位がが変わったりという裏話が興味深い。 しかし入団した選手がけがをしたり、技術が習得できずにレギュラーを取れないケースが多かったようだ。 新入団選手でレギュラーを取れるのは毎年1人か2人だもんね。 プロの世界のレベルの高さと厳しさも伝わってくる。2025/06/08
マッちゃま
14
休日にイッキ読み。元中日 中田さんの本でも思ったけどドラフトってマジで縁。この年に取れてたら翌年の○○の指名は無かった…とか。入りたい、取りたいだけでは片付かない縁を感じます。中日本が面白かったんだから我が巨人の本なら絶対に面白いハズ。なかなか本書が見つからずで結局は書店で取り寄せました。1991~2002年の横浜、2003~2020の巨人のドラフト戦略について語られた内容。いくつは「今でも話せない」なんて箇所に巨人らしさを感じたり(笑)その辺りを想像するのもファンの楽しみかな。今年は誰を指名するんかな?2025/05/14
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