内容説明
歌の始原から現代短歌へ。日本人のもっとも伝統的で根源的な表現形式である短歌をめぐる歌論、歌人論そして自撰歌集。その精華をこの一冊に凝聚する。『NHK短歌』好評連載「はるかなる歌よ」収載。
目次
第1章 はるかなる歌よ―歌のロマンス(北風と南風;心あひの風 ほか)
第2章 歌人の貌(山中智恵子;馬場あき子 ほか)
第3章 歌をめぐる随想(小川正子のこと;再び小川正子のこと ほか)
第4章 アニミズムと短歌(呪言から呪歌へ;アニミズムの残映 ほか)
自撰歌集(初期の歌;海の夫人(全篇) ほか)
著者等紹介
谷川健一[タニガワケンイチ]
1921年、熊本県に生まれる。東京大学文学部卒業。現在、日本地名研究所所長。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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