「失われた30年」に誰がした──日本経済の分岐点

個数:1
紙書籍版価格
¥3,960
  • 電子書籍
  • Reader

「失われた30年」に誰がした──日本経済の分岐点

  • ISBN:9784152104168

ファイル: /

内容説明

ソニー凋落、トヨタも危ない……日本はなぜ世界で勝てないのか
日本でイノベーションが起きない根本原因は、起業の数が圧倒的に少ないことに求められる。ではなぜ、硬直化した大企業が幅を利かせ続けるのか? ベテラン知日派ジャーナリストが多彩なデータや若手起業家たちへの取材から徹底分析し、日本経済復活の道を示す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HMax

35
アフリカの大草原には沢山いる「ガゼル」、日本には非常に少ない。エレファントとネズミ、そしてゾンビが跋扈しているせいでガゼルが生まれてこれない。徹底的に日本の政治家、官僚、そして財界のダメ出しをし最後に復興への処方箋を記した本書。処方箋を薬局へ持っていかない、薬を貰ってもきっちりと飲まない困ったちゃんの患者なので参った。最終章の「日本はやれる、やる気がある?」フランスが復活したガゼルを増やすお手本の政策(個人によるベンチャーキャピタル投資促進)だけでも実行できれば大きく前進するはず。2026/07/08

名古屋ケムンパス

33
日本経済再生の明解な処方箋です。「日本の経済の回復に役立つ具体的な税制改革、規制改革、財政支出や法律に関する提案」を企図して日本を知悉する米国人の記者が夢中になって取りまとめた書籍です。キーワードは「ガゼル」企業。急成長、革新、雇用創出を実現するガゼルが活躍する途を開くために日本の構造変革を説きます。著者は「日本はやれる」と呼びかけ、課題は「政治指導者に政策を実行してもらうことだ」と訴えています。失われるのは30年で十分です。2026/09/10

まゆまゆ

11
戦後の経済成長はリスクをとる多くの起業家たちによって達成された。その後現状維持マインドが日本経済で支配的になり、バブル崩壊とともにリスクをとりにくい環境が続いたことが、現在まで続く低成長経済社会の原因である。デジタル社会の到来により高い生産性を発揮できる下地がある今こそ、起業家がリスクをとるための後押しや制度改正が必要である、と。2025/06/12

ossan12345

11
貧しさが貧しさを生む悪循環なのではないか。筆者の言うようにかつては日本にも世界を圧倒するイノベーションやアイデアがあった。今はチャレンジに失敗したときのリスクが大き過ぎる、それは敗者に厳しいというよりも、敗者を応援する余裕がなくなったのだろう。加えて少子高齢化の影響、これを軽視し過ぎだ、筆者にすら見えていないように思われる。渋谷ビットバレーの話題もあったが、将来に希望を抱かせるのは首都圏のごく一部だ、関西もダメ。とにかく地方に人がいない、金が回らない。分岐点はとっくの昔に通過してしまったかもしれない。2025/05/06

Go Extreme

2
一世代に一度のチャンス 高揚から硬直へ ガゼルとエレファント 大企業病 過去の成功体験への固執 デジタル世界のアナログなマインドセット 生産性革命の必要性 ゴリラが目に入らない 失われた機会の物語 ゾンビ企業の延命 政治の足かせ 減点主義という病 最小効率規模 女性の排除 リスクテイクの文化 コミュニティの力 終身雇用という呪縛 保証人の壁 セーフティネットの欠如 系列という鎖 ブルーオーシャン戦略 トランスプラント効果 創造的破壊への抵抗 ポピュリズムという誘惑 既得権益との闘い2025/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22449238
  • ご注意事項

最近チェックした商品