内容説明
消費行動が大きく変わるなか、DX(デジタルトランスフォーメーション)の巧拙が企業の明暗を分ける、といった発言を目にします。一方でエンジニア不足が深刻化している、とも言われています。
そこで注目されているのが、コードを書かずに開発を行うノーコード、ローコードと呼ばれる開発方法です。この最新のキーワードであるノーコードについて、どのようなものなのか、本書一冊で理解できます。
国内外の事例をまじえながら、メリットとデメリット、導入・活用方法、何が変わるのかを解説。さまざまなノーコードツールの特徴や学習方法についても取り上げます。
目次
表紙
著者プロフィール
はじめに
もくじ
CHAPTER 01 ノーコードはなぜ今ブームなのか
ノーコードとは
ノーコードがブームになった背景
ノーコードでエンジニアは不要になるのか
ノーコードの分類と特徴
CHAPTER 02 ノーコードをどのように導入活用するのか
ノーコードのメリット
ノーコードのデメリット
業務用途のための5つのステップ
新規サービス検証のための5つのステップ
CHAPTER 03 ノーコードは誰の何をよくするのか
個人が使う場合
フリーランスが使う場合
起業家やスタートアップが使う場合
中小企業が使う場合
大企業が使う場合
CHAPTER 04 ノーコード開発事例紹介
コロナ禍の行政システムを一週間でリリース(キントーン)
日本初のノーコードで開発されたサービス買収の裏側(スポット/アダロ)
営業事務の工数が3分の1になり「社内のカイゼン意識も向上」した事務作業の自動化(エニーフロー)
ブランディング会社が一週間でサービスページを立ち上げ(スタジオ)
リサイクル事業者が数百種類ある中古自動車の管理データ入力を完全自動化(クラウドBOT)
成人式の特別コンテンツとしてARフォトフレームを役所担当者が独力で制作(パラナル: palanAR)
工務店の基幹システムと連携した業務モバイルアプリで営業効率化(ユニフィニティー)
地域の中核病院による待合室の三密対策をIoTで見える化(グラヴィオ)
ベータ版で1カ月、公開まで2カ月の爆速開発を成し遂げたランチ事前決済アプリ(スマートディッシュ/アダロ)
モバイルアプリで運用の効率化と利用者分析精度の向上(Yappli)
CHAPTER 05 ノーコードツールの種類と選定基準
ノーコードツールの種類と選定基準
ウェブデザイン系
データ管理/顧客情報管理系
タスク自動化ツール
オールインワン系
CHAPTER 06 ノーコードの学習方法
日本語での学習方法
ノーコードでも必要な基礎IT知識とは
CHAPTER 07 先端技術とノーコード
ノーコードが実現する未来
職業の変化
社会課題の解決加速化
あとがき
索引
奥付
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