X-MEN Vol. 3：双樹

著者名：ジェリー・ダガン他【作】/C.F.ヴィラ他【画】/高木亮【訳】

小学館集英社プロダクション（2025/03発売）

• ISBN：9784796873932

内容説明

ジェリー・ダガンが贈るX-MENの物語、波乱の第３弾!!

超人種族エターナルズが、地球のミュータントを根絶やしにするべく攻撃を開始した！　それを皮切りに大規模な抗争が始まり、X-MENはエターナルズの生物兵器「ヘックス」と死闘を繰り広げる。さらにアベンジャーズが抗争に介入したことで、事態は複雑化。地球に〈始祖〉が降臨し、X-MENのメンバーたちはそれぞれの「審判の日」を迎えることとなるが……!?　ミュータントと全人類の生き残りをかけた戦いが始まる！

●収録作品●
X-MEN (2021) #13-18.

(C) 2025 MARVEL

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[GM職員]

第二回メンバー選抜ヘルファイア・ガラと、マーベル世界を揺るがした大事件ジャッジメント・デイを経てのX-MENメインストーリー第3巻。 世界中を飛び回って緊急事態に対処し、ミュータント絶滅を目論む組織・オーキスの構成員さえ救助対象とする――ジェリー・ダガン脚本期のX-MENはサイクを主軸に正しくヒーローチームしていて好きだ。チームとしての戦い方や対処の仕方の描きっぷりも良い。 ただ、この裏ではシニスターのろくでもない企みや、オーキスの攻撃計画が進行しているわけで…。ミュータントの明日はどっちだ。

2025/06/29

[tt23836148]

紙で3850円。電子で3465円。高い。だから日本で『アメリカン・コミックス』はあくまでサブカルチャーの範疇なんだな。確かにやたら高い『X・オブ・ソーズ』は内容に見合ってない価格だと個人的に感じたので腹が立った。けれどアメコミは追ってきた者にしかわからない愉しさがあるのも事実。この『Vol.3:双樹』は『ジャッジメント・デイ』と話し的に繋がりがあるが、過去X-MENを読んできた者なら愉しめる要素があるコミックで、その意味では3465円の価値があった。X-MENとはこういうものだと示してくれたと思うから。

2025/06/29

[fap]

クロスオーバー本編の周辺で起きた X-MEN 関連の話。 ガッツリ関わる幹ではなく枝葉が複数。 一冊の中でアレやらこれやらが語られどうにも落ち着かない。 風呂敷の広げっぷりはアメコミの醍醐味なんだけど、 私は完結するストーリーが読みたい。

2025/06/19