ちくまQブックス<br> 猫と考える動物のいのち ――命に優劣なんてあるの?

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ちくまQブックス
猫と考える動物のいのち ――命に優劣なんてあるの?

  • 著者名:木村友祐【著者】
  • 価格 ¥1,287(本体¥1,170)
  • 筑摩書房(2025/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480251565

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内容説明

ネコ、ウシ、ブタ、ニワトリ、スズメ、カエル、ハクビシン……身の回りには色んな動物がいて、わたしたちは彼らと一緒に住んだり、敵対したり、食べ物にしたりして、共に生きている。わたしたちとは大きくちがう動物のこと、人間のことを、猫たちと一緒に考えよう。

目次

第1章 猫はぼくの先生/クロスケとチャシロの「育ち」のちがい/猫は笑わない/猫には「ブサイク」という考えがない/猫は自分を責めない/第2章 まったくちがう世界を見ている存在=他者/身近な生きもののスケッチ──ハト・スズメ・カエル・クモ/電線を歩くハクビシンと、電線にぶら下がったネズミの話/同じ時間に多種多様な生きものが生きている/第3章 動物のことをホントに理解できる? /人は擬人化することでしか他者を理解できない/だけど、擬人化された動物は尊重されてる? /「わからない」という余地を保つ/使えなくなった言葉──「馬鹿」「ケダモノのように」/言葉が通じなくても一緒にいるのがうれしい/第4章 ぼくや君の知らない世界/被曝した牛を生かす牧場/河川敷で暮らすおっちゃんと猫/第5章 利用される動物たち/殺されるために生まれる命/見えない場所で動物たちに何が行われているのか/肉を食べる資格? /動物から奪わないことを選んだ人たち/第6章 命ってなんだろね/命には身分とか優劣がある? /命を区別・差別すると何が起こるか/水俣病事件と生きものたち/第7章 命の世界を心の真ん中に/猫をなでるときの心得──心を外に向けて相手を感じる/生きものたちとつながる自分/自分も生きもの、もっと楽に生きていいのだ/次に読んでほしい本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

76
猫を飼ってい人は動物好きではあるが他の動物の事も大切になってくる、作者も2匹の猫を慈しみ猫以外の事も考える、家畜として殺されるために生まれる命、命に優劣があるのか、とはいえ肉や卵や牛乳を食べる事を止められない中途半端な自分もいる、命を頂いているから残さず全部食べなさいと言うのは違う、かといってヴィーガンになれとも言えない、家畜であっても害獣や害虫であっても命であるという事を考え、だから殺していいとは思ってはいけない、人間のせいで絶滅危惧種となったり沢山の犠牲が出ている事を忘れてはいけない。2025/01/20

花林糖

16
(図書館本)著者が共に暮らす猫のクロスケとチャシロを交えながら、動物の生命について考える。猫と一緒に、とあるので軽めの内容かと思っていたら、中盤から重めの内容になり、第4章「ぼくや君の知らない世界」の被爆した牛を生かす牧場、第5章「利用される動物たち」での家畜についての箇所はかなり辛く、考えさせられました。この辺りまでは首を傾げる事なく読み進めていましたが、第6章「命ってなんだろうね」でクルド人や移民・難民、在日外国人について、弱者として触れていたのに違和感がありモヤモヤの残る読後感になりました。2025/02/19

ローレンツ🐾

13
10代(中学生くらい)を対象にした【Qブックス】。じつはこれ、大人の我々が読むべき本なのかもしれない。ページ数の割には非常に濃い内容。とても大事なことがたくさん書かれている。思わずハッとなるような言葉も…。良書。10代のこどもたちのみならず大人もぜひ読むべき。2025/04/03

いっちゃん

10
作中に紹介されている、生田武志さんの「いのちへの礼儀」は本当にすごい本で、私は借りて読んだ後に購入しました。生きて動いているものは、例外なく何かの命をいただいて生きている。だけど家畜の哀しさは生ある生き物としての尊厳がない。まるでない。経済動物って言葉もむごい。うちには犬がいるけど、豚肉として屠殺される豚とは、もちろん私の中ではっきり価値がちがう。猟師として生きる女性が、自分の獲った動物しか肉は食べないと言っていて、カッコいい生き方だなと思った。藤井風は可哀想だから肉は食べないらしい。正しい感性だなと思う2025/11/11

ののまる

9
動物と動物の間にも、人間と動物の間にも、人間と人間の間にも、いのちの優劣はない。2025/01/01

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