内容説明
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犯罪の原因は8つに絞られる? 社会的に嫌悪される3つのパーソナリティとは? 犯罪は予測できるか? 厳罰化で犯罪は減らせるか? ――人間のダークサイドを解き明かし、対処を図る学問分野として、心理学の中でも特に高い関心が寄せられている司法・犯罪心理学。本書では、犯罪原因論から犯罪捜査、防犯、裁判、矯正処遇、犯罪被害者支援まで、社会の様々な難問に取り組みながら大きな発展を見せているその全貌を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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犯罪心理学は応用心理学の一分野 「司法・犯罪心理学」という科目が新設 社会学的視点と心理学的視点の双方 アノミー理論は社会的不平等が犯罪を生む可能性を示唆 ダークトライアドは人間の闇 潜在的態度が攻撃行動に影響を与える可能性 セントラルエイトは8つのリスク要因 楽観性バイアスは被害リスクを過小評価する原因 守りやすい空間理論で犯罪を予防 精緻化見込みモデルで効果的な情報発信 虚偽自白は刑事司法において深刻な問題 根本的帰属の誤りは社会復帰を阻害 喪の作業は死別後の遺族に必要なプロセス2025/04/07
佐倉
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やっぱり生育環境とか知能とか認知機能が重要で、なかなか防止って難しいよなと思う。 再販リスクについても、拒絶すればするほど結果的に再販リスクを上げてしまうし犯罪率も上がると思うけど、窃盗の前科があるとわかってる人間の前で鞄を置いてトイレに行くとかは難しいし(普段の店とかでもやらないが)、他害や認知の歪み傾向のある人間に優しく接するのも難しい。 生育環境だけでも行政支援でなんとかなんないもんかなー。 てかこの本フルカラーである必要あった?笑 やたら紙も厚くてフルカラーなので値段が高いぜ…。 2025/05/25