ことのは文庫<br> 魔女は謎解き好きなパン屋さん―吉祥寺ハモニカ横丁の秘密の味―

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ことのは文庫
魔女は謎解き好きなパン屋さん―吉祥寺ハモニカ横丁の秘密の味―

  • ISBN:9784867167120

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内容説明

【電子版巻末には細居美恵子先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
吉祥寺のパン屋には、何でも解決してくれる魔女がいるという噂がある。

大学生の凜弥(りんや)は、今日も魔女の加賀見(かがみ)に想いを寄せながらパン屋「ベーカリー・ソルシエール」に通う日々。
ある日、加賀見の旧友であり俳優の光雅(こうが)が店に現れ、10年ぶりの再会に。光雅から持ち込まれた相談は「自宅に脅迫文が届いた」というもの。
思いがけない恋のライバル登場(!?)に困惑しつつも、凜弥と加賀見で相談の謎を解くことに。
光雅と関わる中で、加賀見の過去や忘れられないパンの味の謎に迫っていく――。

魔女の過去と思い出の味・パストラミサンドの秘密を巡る、グルメ&ミステリー待望の続編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

34
吉祥寺のパン屋「ベーカリー・ソルシエール」。大学生の凜弥は店主の加賀見に想いを寄せて店に通う日々。加賀見は見事な推理力でいくつもの謎を解き魔女と呼ばれていて…。/前作未読でも問題なし。普段人が死ぬミステリばかり読んでいるので、登場人物みんなが善い人ばかりの日常の謎ミステリに穏やかな気持ちになった。甘いゼリーが一人だけ苦くなる謎も、引っ越し先を予言するようなハガキの謎も、光雅の秘密も、ネタバレ前に分かってしまったが最後まで楽しめた。鈍い凛弥と和華と加賀見のほんわか三角関係も微笑ましい。中高生にもオススメ。2025/03/23

キキベル

11
パンが美味しそうなのはもちろんのこと、見事に悪人が出てこないので、いい意味で脱力しながら読めました。加賀見さんの過去も、こういう事実なら納得です。余計なモヤモヤがなくなった時に出来たパストラミサンドは、とても美味しいのだろう。唯一、凛弥の鈍感さがちょっと、とは思うけど、そこが愛嬌なのでほんわか気分で読了できました。#net galley2025/02/22

なみ

10
パン屋さんの魔女が日常の謎を解き明かすシリーズ2作目。 加賀見の旧友で人気俳優の光雅から、自宅に脅迫文が届いたという内容の相談を受けることになる。 凜弥と加賀見がたどり着いた真相は、過去の悲しい事件とも繋がっていき──。 登場人物たちがみんな優しく、読後感も爽やかでした。 凜弥の鈍感主人公っぷりにニヤニヤが止まりません!2025/07/06

ユウハル

6
続編待ってました!美味しそうなパンに謎解き、そして素敵なパン屋さん。こんなお店が近所にあったらいいのに。毎日通います! 加賀見さんの過去のエピソードも決着がついてホッとする2巻でした。1巻の時気になっていたので本当に良かった。凛弥くんのちょっと鈍いところに最後は笑わせてもらいました。 色々事件もありつつ、笑顔になれる作品なのがとても好きです。2025/02/20

ボタン

4
図書館で借りてすぐ読んだから面白いんだろうけど、口当たりがいいだけのお菓子の様でした。吉祥寺ハモニカ横丁が舞台でなければ読まないかな。マーケティングに基づいてAIが書きそうな内容。文章も生硬くて読みにくい。2025/05/07

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