内容説明
関係性における権力を背景に、相手を情緒的に支配するガスライティング。その事例と、そこから脱け出すためのワークを多数紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セロリ
32
ガスライティングという言葉をときどき見かけて、文脈で意味を感じ取っていたけど、正しく知りたくて読んでみた。モラハラに近いけどそれだけじゃない。相手が自分の正気を疑うように、執拗に心理的に追い詰めていくことと定義される。家父長制を信奉する社会では、女性はそのターゲットになりやすい。ガスライティングのテクニックが7つ紹介されており、これまでの経験がこのテクニックによるものかと腑に落ちた。家族や会社だけじゃなく、社会でも起きている。医療ガスライティングはその代表だ。女性の要望や苦痛は、大抵後回しにされる。2025/01/10
*+:。.もも.。:+*
15
ポッドキャスト「真夜中の読書会~おしゃべりな図書室」で紹介していた本。ガスライティングとは女性が被害を受けることが多くて自己肯定感を下げられなんの価値もない存在と思わされる情緒的コントロールの一つ。親やパートナーからの仕打ちが多いと思いきや医師や教師、得意先の上司なんかもある。言われてみればそうだよな。いろんな事例が挙げられてるけど読んでるとムカつくのでその後どうなったかも載せてあったら読後スッキリしたのにと思った。2024/10/31
かおちゅん
7
ガスライティングとは言動によって、「私が悪いんだ、私のせいだ」と自尊心を他者から下げられることと理解した。相手に悪意がある場合ない場合様々だが特に女性はターゲットにされやすい。この本の事例は深刻なものが多いが、ステレオタイプの押し付けや、勝手に能力を低く見積もられるなど(要は舐められる)は私の人生でも起きている。その時反論をせずやりすごしてしまった。この本はガスライティングから不要に傷つき自信を失う必要は全く無いと教えてくれる。また自己防御と、毅然とした態度により加害者を牽制することも学ぶことができる。2024/08/04
nazukenta
3
ネットで言葉の由来であるガス燈を観た。ヒロインもこの本を読んでいたらあんなに苦しまなくてもよかった。彼女の夫は命令口調のモラハラ男だ。DVやパワハラにも通じる。結婚を考えている人や結婚生活を辛いと感じている人は本書を読むといいかも。結婚生活、職場などでガスライター(加害者)を認識するのに役立つ。ネガティブな言葉を連発する相手とは距離を置いた方がいい。出生数の減少を伝えるニュースがあったが慎重になるのは良いことと思う。ガスライターが配偶者となったら後悔する。2024/11/06
Go Extreme
2
ガスライティング: ガスライター=加害者 7つの段階 親密な関係性: 支配とコントロールのサイクル 社会: 権力のある側が話を聞く 過去のトラウマ: 大文字・小文字のトラウマ トラウマボンド SUDS 自分の感情: 共依存的なパターン 境界線設定 情緒的な個体化と同意能力 不健全なパターン: フォーカス瞑想 選択の単純化 習慣化プラン 自尊心と自信: パワーポーズ 知恵と感謝の実践 セルフラブ: EMDRス アートセラピー EFTタッピング 信頼と健全な人間関係: 内的→外的ゆるし コンパッション瞑想2024/09/12
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