集英社オレンジ文庫<br> 私のなかの殺人鬼

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集英社オレンジ文庫
私のなかの殺人鬼

  • 著者名:梨沙【著】/遠田志帆【イラスト】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2025/02発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086806039

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内容説明

連続殺人事件に隠された、女子高生の秘密とは…!?
不登校の女子高生・七緒は、スナックの雇われママをしている母親と二人暮らし。自由奔放で子どもっぽい母親を支えつつ、自分なりに平凡な日常を送っている――はずだった。ある日、やけにリアルな殺人の夢を見るまでは。そして、まったく同じ事件が現実に起きてしまうまでは。しかも、その現象は一度では終わらなかった。殺人鬼の最終的な狙いは母親なのではないかと危惧した七緒は、親友・レニとともに事件の真相を探ることに。少しずつ連続殺人事件の真相に近づいていく中、事件の裏側には七緒自身も知らなかった、ひどく複雑で歪んだ母娘の秘密が隠されているようで…?

目次











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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

19
スナックの雇われママをしている母親と二人暮らしで不登校の女子高生・七緒。ある日やけにリアルな殺人の夢を見た彼女が、全く同じ事件に遭遇するサスペンスミステリ。夢に見た現象がリアルに起きる現象は一度では終わらず、殺人鬼の最終的な狙いは母親なのではと危惧して、親友レニと事件の真相を探る七緒。身近な立ち位置の登場人物たちが次々と殺されていく中、当初から垣間見えていた母と娘の歪んだ関係が改めて浮き彫りになっていきましたけど、事件の決着後に明らかになってゆくもうひとつの真相と結末にはじわじわと来るものがありました…。2025/02/19

栗山いなり

8
女子高生・七緒が最近見る悪夢と同じように現実で起こる殺人事件の解決に挑むサスペンスホラー。終盤明かされた真相は本作をホラーを思わせるには十分だったラストのあの描写ちょっと意味分かんなかったけど怖いのは伝わってきた2025/03/08

じーつー

5
なんか知らんけど割と早々から違和感に気付いてしまったのが運の尽きだった。 その違和感を辿るとどうしても一つの結論に辿り着いてしまって。 それをもう一つ飛び越えてくる秘密までは気付くことができなかったけど、それでもあっと驚けるはずの部分での驚きが得られなかったのがとても悲しい。 色々と違和感を覚えながらも真相は見えないまま最後の最後まで騙されることの喜ばしさを認識。 謎を解き明かせるのは気持ちいいかもしれないけど物語を楽しむって意味ではだいぶ悲しいことなんだな。2025/03/22

ICHI (atomic)

4
最近やけにリアルな殺人の夢を見る… 初作家、完全なる表紙買い。 あれ?オレンジ文庫刊行だよね?と何度も確認してしまった。 『読ませるミステリ』に良い意味でビックリ😍おおかた展開に予想はついてしまっても、それでも面白かった。行く末が気になる。2025/04/25

一柳すず子

2
めぐちゃんすら人格の一部なのではと思わされる。2025/04/27

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