「知の巨人」たちがやっている非合理な思考術 いかにして「人生の難問」に答えを出すべきか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

「知の巨人」たちがやっている非合理な思考術 いかにして「人生の難問」に答えを出すべきか

  • 著者名:ラス・ロバーツ/ラッカ珠美
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 二見書房(2025/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576240817

ファイル: /

内容説明

AIやアルゴリズムでは答えの見つからない、究極の問い〔ワイルド・プロブレム〕を克服する「超・逆説的」なアプローチ!

-なぜ、スタンフォード大学のダイアコニス教授は、意思決定セオリーの第一人者にもかかわらず、みずからの転職に関する意思決定に際して、その理論を採用しなかったのか?
-なぜ、「進化論」の偉大なる科学者ダーウィンは、みずから作成した「損益対照表」に逆らってまで、結婚することを選んだのか
-なぜ、古今の著名な数学者や心理学者たちは、人生における重大な決断の場面で「コインを投げる」よう、アドバイスをするのか?

本書を読めば、その「謎」が解ける!

――本文より
人生の中で向きあう重大な決定事項、つまり「ワイルド・プロブレム」については、データや科学など、いわゆる理論的なアプローチでは答えが出ません。本書では、そのような問題に取り組むにはどうすればいいのか、みなさんが考えるお手伝いをします。
きっと、心の不安がやわらぎ、穏やかな気持ちで、人生の旅に向かえるはずです。

目次

第1章 ワイルド・プロブレム
──合理的なアプローチでは答えの出せない人生の難問
第2章 ダーウィンのジレンマ
──偉大な科学者を悩ませた、ある重要な命題
第3章 未来はいつも暗闇の中
──二度と戻れない橋を渡るための選択肢
第4章 これはまじめな話だ!
──なぜ彼らは合理的な手法を放棄したのか
第5章 功利主義の敗北
──あなたの将来を左右する新たな価値観の発見
第6章 豊かさとは何か
──進むべき道を知るためのケーススタディ
第7章 王妃ペーネロペーと108人の求婚者
──プラスとマイナスが絡み合う究極のマトリックス
第8章 自己中心的という不幸
──自分にフォーカスしすぎることの危険性
第9章 決断のシンプルなルール
──あれこれ思い悩んで時間を無駄にしないために
第10章 後悔という名の亡霊
──未来の不確実性を攻略するメタ戦略
第11章 あきらめの効用
──ときには芸術家のように生きてみよう
第12章 科学と非科学のあいだに
──人生という「ガイドブックのない旅」の歩き方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

冬木楼 fuyukirou

13
「重要な物事は定量化が難しく、しかも定量化できる物事だけを見れば判断を誤るというのなら、ほかにどのような意思決定の方法が残されているのでしょうか?」 本書では人生の重大問題として「結婚」を例に挙げ、知の巨人たちがいかに悩んだかを繰り返し繰り返し書いている。結婚はお金はかかるし家族に束縛されるしでマイナスだとしか思えない。でも、いや、しかし…と思考は堂々巡りをする。合理的に考えようとしても限界があり、さんざん悩んだ挙句の結論は、まあ、そんなところでしょうというところに落ち着く。 単純な損得では測れない価値。2024/11/03

じじちょん

3
ダーウィンが結婚を意識した時に結婚したメリットとデメリットをリストにしたらしい。一見合理的に見えるが、個人の経験値に基づいたリストのため、多角的な視点が欠けていると、様々な引用を用いて説明している。結局結論は出ないし言いたいことも良く分からないのだけど、引用されているエピソードは興味深かった。2025/03/03

funkypunkyempty

1
★★ 期待はずれ。2024/12/23

ねる

0
人間は意味を求める生き物だが、人生の意味なんて結局のところ後付けに過ぎないんじゃなかろうか。つまり、何事もやってみないことにはわからない。2025/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22018454
  • ご注意事項

最近チェックした商品