内容説明
民主政治が,なぜどのようにナチ独裁にとって代わられたのか.憲法学の泰斗・宮沢俊義(1899―1976)は,1930年代初めフランス,ドイツに留学.ナチスの台頭,ヴァイマル憲法の「死滅」をその同時代に目にし,独裁政治の手法を見抜いた論考を立て続けに発表した.民主主義,立憲主義を果敢に説いた宮沢の,戦前における注目の書.(解説=高見勝利)
目次
はしがき┴プロローグ┴I 転回期の政治形態┴第一章 民主政より独裁政へ┴第二章 独裁的政治形態の本質┴第三章 独裁政理論の民主的扮装┴第四章 議会制のたそがれ┴第五章 議会制の凋落┴II 転回期の政治因子┴第一章 官僚の台頭┴第二章 政党国家から政党独裁政へ┴第三章 政府と政党の関係┴第四章 輿論と大衆┴III 転回期の政治改革問題┴第一章 行政機構の改革┴第二章 貴族院の改革(その一)┴第三章 貴族院の改革(その二)┴第四章 比例代表制┴IV 転回期のヨーロッパ政治┴第一章 フランスにおける国家改革論┴第二章 国民革命とドイツ憲法┴第三章 ドイツの「自由の憲法」┴解説(高見勝利)
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